受験生はいま、
入試へ向けて最後の追い込みで頑張っていることと思います。
そこで幾つかアドバイスをしたいと思います。
まず、
受験するのは親でも先生でもなく、
自分で在ることを自覚しましょう。
「そんなことくらい分かっている」
と言う人は多いのですが、
現実は周りに振り回されている人が多いものです。
親から、
「あなたはこの学校へ行きなさい。勉強して必ず合格するのよ」
と言われたり、
先生から
「君は今の成績だとその志望校は難しいから、一つ落としてこの学校にしなさい」
このようなことは日常的によく聞く話です。
でも、それは間違いです。
自分が本当に行きたい学校を受験すること。
そしてその学校は本当に自分が行きたい学校なのかよく考えること。
たとえどのような学校へ行っても「勉強」「テスト」は受けるのが学校なので、入試を目標にしないこと。
努力すれば偏差値は上げられる。
親や先生が、
「今の成績だと難しいから・・・」
と言って来たときに、その差が少ないのにそのような事を言ってきたならば、
その親や先生に指導力がないと思いなさい。そして指導力のある先生に相談すること。
受験生の中には、
日頃から成績がよくて油断している親や教師がいますが、そのような人も問題ありです。
特に学校の指導主任は、
全体的、或いは詳細に生徒を分析して見なければなりません。
僕が見てきた学校の進路指導には、
あまりにも無責任な指導が多すぎます。また、親も教育を勘違いしている人が多いものです。
進学というものは、
よくよく考えて欲しいですね。
それに、
学校の担当教師は、
受験以前に生徒の合否が分かるくらいにならなければなりません。
勿論、100%は無理でも90%以上の確率で見抜ける事は出来るように。
それから受験生の勉強ですが、
無駄な勉強の仕方が余りにも多いものです。
それは、
学校でも塾でも家庭でも、
本当の勉強が分からず間違った指導が多いからでしょう。
教科に合わせた勉強や、
教科を更に区切り消去法で勉強すること。
また、
勉強時間もだらだらと長くするのではなく、
短時間でこなすことや、
1週間の教科に費やす勉強時間や回数を教科毎に設定すること。
例えば、
数学は3つの分野に別けて、その意味や目的を理解すること。そうすれば週に1日か2日の勉強で済みます。
一方英語や社会は毎日短時間でこなすこと。中でも英語は、毎日必ずリスニングを5分~10分はした方が良いですね。
本気で望めば、
どのような成績でも短期間でかなり上がります。
ただし、
勉強の目的や方法を正しく理解した上での実践が必要です。
受験生の皆さん、
今からでも公立高校であれば十分間に合います。
頑張って高校へ進学しましょう。\(^o^)/