皆さん、この図を覚えているでしょうか。


そうです、

心の四つの窓です。

①自分しか知らない自分
②他人しか知らない自分
③自他共に知る自分
④自他共に知らない自分

一般的に多くの人は、

人を見るときに4つの心の窓の内の②と③のみで見てしまいます。

それはまた逆に、

自分自身をも知らないことにもなります。

ですから、

いじめがあったり、差別したり、人を批判したり様々なことが起こるのです。

ところが、

この四つの窓のうち、

④の「自他共に知らない自分」というのが、

圧倒的に大きな窓です。

心理学等ではこの部分を「深層心理」または「潜在意識」などと呼び、

そこに隠された能力を「潜在能力」と言います。

また、

この「潜在意識」や「潜在能力」の大きさは、

人によって異なります。

ですから、

人よりも多くの潜在能力(④の窓に隠された能力)を発揮している人は、

「あの人はすごい人だ」とか、「あの人は変わってる」などと言われることが多いのです。

本来なら、

「常識」とか「非常識」などと言う言葉は存在しないのですが、

殆どの人が自分の目線で人を判断してしまうので、

その基準(目安)となるものを多人数に共通する視点から見たものを「常識」と捉えているようです。

ですから僕は、

子どもたちを指導するときに、

「常識に拘るな。常識は、あって無いようなものだ。常識に拘れば自分の能力を発揮できない」

と教えていました。

例えば昔から、

「バカと天才は紙一重」

という言葉を耳にしたことのある人も多いかと思いますが、

どちらも言ってることが周りの人には理解できず戯言のように聞こえるからでしょう。

ところが、

ある期間を経て見たとき、

当初言っていたことを周りの人が理解できるようになったり、

現実化したときに初めて、両者の違いがハッキリするのです。

このようなことから、

正しい判断基準が必要になるのですが、

その基準となるのが「真理」です。

すべての人が真理を知れば、

差別も無くなるだろうし、いじめや犯罪なども無くなるでしょう。

更には、

自然界の怒りも治める事が出来るでしょう。

一日も早く、その日が訪れることを願っております。