以前にもお話ししましたが、

人間の始祖といわれるアダム、エバの堕落以降、

人間の心は大きく2つに分かれました。

本心と邪心という言葉は皆さんもご存知の通りですが、

じつは本心にも更に良心と本心に分かれ、殆どの人が良心、または邪心で生きているようなものです。

本心のみでいきる人が世界にどれだけいることでしょうか。

本心、邪心、それに良心で見れば、

3つの領域のように見えますが、

じつはこの良心も更に2つに別れます。

例えば、

「あなたは今、大変だろうから~してあげますよ」

と、相手を思いやり、良いことをしてあげても後になって、

「あのとき、~してあげたのだから、今度はあなたが~してくれてもいいんじゃないか」

などと言ってくる人がいます。

しかし、

本当の良心とは、

相手に何かをしてあげても、

それを忘れ、相手に見返りを求めないものです。

ですから、

人から見て、

「あの人は、良い人だ」

と言えるような人でも、

何らかの被害に逢う人もいます。

つまり、

幸せになれる人は、

人に対して無償で尽くす人であり、

不幸になる人は、

人に見返りを求めたり、打算的な行動であるということです。

またよく見かけるのが、

何かを頼まれたときに、

「私には出来ません、無理です」

「何で私がしなければならないんですか」

などと言ってくる人がいます。

よく考えもせず、いきなり断る人は幸せになれません。

だからといって、

頼まれた事が全て出来るわけでもありませんね。

僕の場合は頼まれた事や内容が、相手やその関係者に対してどのような影響を与えるのかを最初に考えます。

次に、

自分に時間があり、依頼者、またはその関連の人たちの為に成るのであれば、

それが自分に出来るかどうかより先に引き受けます。

引き受ければ当然責任と結果が科されます。

一旦引き受けた以上はよほどな何かが無い限り責任を全うします。

また、

一旦引き受けた事に対しては、

絶対に不平不満など言ってはいけません。

引き受けても時には、

自分には経験もなく難しい事も多々ありました。

しかし、

頭をフルに働かせ、

前向きに取り組んでいると何故か不可能が可能になることが多いのです。

おそらく善霊や天使などが、

裏から支えて手伝ってくれているのでしょうね。

何れにしても、

頭から拒否したり否定したり、

何の努力もせず前進しなければ幸せなどなれません。

皆さんも、

日頃から為に尽くすという精神で生活していれば、

突然の依頼事でも、

一瞬の時間が、とても長く感じられ、

僅か数秒で全てを客観的に見て、冷静に判断することができます。

そのようになるためには、

知識ではなれません。経験です。

皆さんも、

物事を直ぐに諦めたりせずに、

よく考え、為に尽くせる生活で幸せを手に入れましょう。