皆さんは、
「教育とは何ですか?」
と訪ねられたらどのように答えますか?
「勉強を教えること」「知識や技術を身に付けること」等、
様々な答えが出てくるでしょうね。
でもこれらの中で最も多いのは、
勉強=知識(技術)と考える人が多いのではないでしょうか?
ではお訪ねします。
皆さんの最終学歴はどうでしょうか、
中卒、高卒、大卒、大学院卒業など様々だと思いますが、
其々に学校で学んだ知識(又は技術)、
日常生活でどれくらい活かされていますか?
何のために高成績、高学歴が必要ですか?
そのような高成績、高学歴の人は優秀で社会に良き貢献をしていますか?
勿論、社会の発展などに貢献をしている人もいますが、
全ての人がそうではないでしょう。
確かに高成績、高学歴は必要でしょう、
しかし、
それだけでは本当に優秀な人材、人間とは言えないですよね。
そこで改めて問いたいのが、「教育」とは一体何でしょうね。
僕が思うに「教育」を一言で表すならば、
教育とは、「人を人間へと成長させる為の唯一の手段」ではないかと思います。
ではその「人」と「人間」とは何が違うのか。
人は生まれた時には皆等しく、
その後日毎に自我が芽生えてきます。
この「自我」とは、言い換えれば本能です。
本能は動物にもあります。
例えば、
食欲、性欲、物欲・・・などは本能ですね。
また、言葉を教えれば、話が出来るオウムなどもいますし、
お箸を使って食べ物を食べる動作をおしえれば、チンパンジーなどでもそのように出来ます。
このように人間以外の動物でも、
教えることによってある程度の事は出来るようになりますが、
動物には、自ら考え、新しいものを作り出すという「創造力」や、
相手の物を奪ったり、ところ構わず排泄をしたり、
本能的な動作、行動を抑制するということが出来ませんね。
ま、近年ではこのような人もいるようですが、
基本的にはTPOに即した判断と行動が出来る「理性」というものが働きます。
この「理性」というのは、
教育を受けた人間のみに働く機能ですね。
現代社会では、
「自由」を「わがまま」と履き違えている人が多いようですが、
このわがままな人こそ、本能的に生きる「自己中心」な人ではないでしょうか。
いま社会的問題になっている「いじめ」「パワハラ、セクハラなどのハラスメント」、「虐待」などなど、
更には、
日本大学問題、東京医科大の入試不正問題、日本ボクシング連盟の問題などなど、
挙げれば切りがありませんが、これら一連の問題は、根底に間違った子育てや間違った教育によって、
内面的に大人として育っていない、つまり、心と体のバランスの崩れたところに問題があるのではと思います。
そもそも、
子育てと学校の教育を混同している人が多いのも問題ですよね。
まだ幼い幼児期の子どもに対して、
「うちの子は、数字を100まで数えるのよ」
「うちの子は、足し算、引き算が出切るのよ(中には掛け算も出来るとか)」
「うちの子は、こんな字が読めるのよ」
・・・・・!
これは「親バカの自慢大会」にしか見えませんね。
そのような間違った子育てや教育が、
日本崩壊へと進む現代社会を築いて来たのです。
これからは、
「本物の時代」へ発展していく訳ですから、
これまでの間違った子育て、教育や、
口八丁手八丁の小手先だけでは何も出来なくなります。
これからは、
正しい知識と技術と愛情を以て、
正しい子育てや教育をしていかなければなりませんが、
その為に必要不可欠なのが、「真理」です。
ただ真理と言っても、
これまでも真理という言葉はありましたが、
「真理」がどのようなもので、どこにあるのか、
宗教を信仰している人たちは皆、自分の信仰している宗教の真理が正しいと思い込んでいます。
では、
本当の真理とはどこにあるのか。
その「真理」を詳しく解説した説明書が「統一原理」に他なりません。
ほとんどの人は、
「統一原理」と聞くと、文鮮明氏が説いた統一協会の教本だと思っているのではないでしょうか?
しかし、
それは大きな間違いです。ですから、その間違いに気づいたキリスト教、カソリック教、イスラム教等の他の宗教でも「統一原理」を学ぶ団体が増えてきたのです。
著者の文鮮明氏も、
「統一原理は、全ての人が知って実践するものである」
と言われております。
ところが残念なことに、
「統一原理」を知っている、学んだなどと言う人、更には「原理は分かってる」と言う人は多くても、
(正しくは『分かる』ではなく『解る』とならなければいけません)
統一原理の活用、実践まで至らない者も多く、その為に社会が未だ変わらないのです。
人は皆平等であり、
お互いが良き授受作用を取りながら人間社会を形成していけば、
全ての問題が解決され、世界は統一され本当の平和世界が形成していくのです。
今回は少し長くなりましたが、とは言っても全て解りやすく書けば、数冊の書籍に成でしょうけど、
次回からはまた短く、一つ一つについて書いていきますので、今後も宜しくお願い致します。