夏休みに入った子どもたちですが、

学校から沢山の宿題も出ているのではないでしょうか?

僕は塾の講師や家庭教師をしていた頃は勿論、

学校からの宿題については一切教えませんでしたし、受け付けませんでした。

更に家族の皆さんにも宿題については教えたり、手伝ったりしないようにお願いしておりました。

本来宿題にもキチンとした目的がありますので、

宿題に関しては全て、

宿題を出した学校の担当教師の責任で行わなければなりません。

しかしその一方で、

子どもが自ら勉強をするか、しないかについては親の責任です。

だからと言って学校の勉強などを親が見るということではありません。

学校の勉強が何故必要なのか、

何のために勉強するのか、

勉強の必要性について教え、勉強に関心や興味を持たせ、自ら勉強するという姿勢作りは親の責任です。

だからと言って子どもに対して、

「勉強しなさい」とか、

「宿題をしなさい」などということを言っては行けません。

そもそも子どもたちは皆、

本来なら勉強好きで自ら勉強するように生まれてきているのですが、

勉強が嫌いになったり、しなくなるのは、

幼児期の子育てから間違っているからです。

子育てや教育について、

親も教師も其々の役割と責任を果たせるよう努力しなければなりませんが、

基本が解れば簡単な事ばかりです。

「勉強は、分からないからするのである」

そこからもう一度見直しましょう。

この夏休みを通して、子どもたちが更に成長することを願っております。