「ヒュッゲ」という言葉、
皆さんは、ご存知でしたか?
僕はいま観ているテレビ東京番組の、
「未来世紀ジパング【日本人の“変わる働き方"北欧に豊かに暮らすヒントが!】」
で初めて知りました。
「ヒュッゲ」を取り入れているデンマークやドイツなどと日本を比較すると、
日本よりも約1ヶ月分くらい仕事時間の短いデンマークの方が生産性が高い。
日本でも電通の事件以来、最近になってやっと、「働き方改革」が問われるようになりました。(対応が遅いですね)
しかし、まだまだ時間がかかりそうですね。
じつはこの「仕事時間」や「働き方」については、
今から40年ほど前に僕も、見直しをしていました。
当時勤めていた会社で、幼児向け教材の訪問販売をしていたのですが、
ある日調子が悪く、1件の見込みも出来なかったので夕方会社へ電話を入れて、
「まだ見込みも取れていないので遅くまで回ります」と言ったところ、
「何やってんだよ。早く帰ってこい」
と上司から言われましたが電話を切って夜の9時頃まで回わりました。しかし、それでもダメでした。遅いので誰もいないだろうと思い帰社すると、
支社長以下全員が待っていて、「お前一人のために皆が迷惑したんだ。明日から、時間内で成果を出せ」
と言われ、翌日からは残業をしなくなりました。
その後、1ヶ月間の全国(全ての支社を含む)一斉の販売コンクールが行われ、
僕たちの支社は先ず、山梨県の大月市へ入りました。
ところが、
初日から3日間連続で見た夢が全て正夢となり、
そのような中、仕事では最悪な状況だったので、一人だけ東京へ戻され再教育を受けて、
1週間遅れで再び山梨へ行きましたが、既に皆は河口湖町へ移動しており、
河口湖町の旅館で合流。翌日からは隣町の富士吉田町を担当で回ることになりました。
そしてその日から僕は、
午前中は喫茶店でゲームを楽しみ、昼食後に3軒から5軒の家を訪問して確実に売り上げを伸ばしていました。
コンクールが終わってみると、なんと、新人部門で全国トップ3位以内に入って北海道での授賞式に参加するまでになっておりました。
(残念ながら喘息のため授賞式には行けませんでした)
その後、東京都内でも短時間で結果を出せるようになり、仕事がとても楽しかったのを忘れません。
これを機に、
僕も、仕事への考え方が変わりました。
そしてこの考え方はその後、
塾をはじめ子どもたちへの教育にも活かすことが出来ました。
つまり、
如何に短時間で効率よく学力を上げるか、
短時間でどのようにして実力をつけさせるか考え、それらをクリアして来ました。
このポイントは、「売らないで売る方法」から「教えないで教える方法」へと変えただけです。
仕事時間や勉強時間を長くすれば良いというのは間違った考えです。
ところが未だに親や教師の中には、
「もっと勉強しなさい」
などと言っている人を見かけます。それがどれだけ無駄なのかがよく分かっていないのですね。
僕は、子どもたちに必ず言います、
「無駄な勉強が多すぎる。もっと短時間に効率よく勉強するように」
これは僕の口癖でもありますね。でも、効果は上がりますよ。
働き方の見直し=子育てや教育の見直し=勉強の仕方の見直し、
これらは全て共通点があります。
21世紀の仕事や子育て・教育は皆さんの想像以上に変わります。
新たな歴史に向けて意識・思考の転換をしなければなりません。
悪➡善、不安➡安心、病気➡健康・・・
これからは全てが180度反転していきます。そろそろ21世紀の子育てや教育に切り替えて行きましょう。
※⬇今夜のテレビ番組より。