今日の昼頃、

以前に大変お世話になった大分の佐野さん御夫妻から電話をいただき、

中津に来ているとのことで久しぶりにお会いしてきました。

話は僕や家内の病気の事から始まり、

最近、

統合失調症、アスペルガー症候群、気分障害(躁鬱病)などの精神疾患の患者さんが多いということと、

このような精神疾患の病気は、

僕のカウンセリング等の経験からも、

なかなか治療が難しいという話をしました。

原因には大きく二通りあり、

1つには遺伝的なものや事故などによる脳への何らかの物理的作用によるものであり、

もうひとつは、ストレスなどからおこる心因性疾患です。

どちらが多いかと言えば、

圧倒的に心因性疾患の方が多く、全体の約8割以上がそうではないかと思われます。

そうしてこれらの精神疾患の病気の治療には、

病院では治せないどころか、病気が長引いたり、ひどくなるケースが圧倒的に多いですね。

本来僕は教育のカウンセリングが専門ですが、

これまでに相談を受けた中に、

大学病院に通院していた患者さんが6、7人ほど、それ以外の病院などで治療を受けていた患者さんも数名いました。

そしてまた、

その患者さんたちの病気も様々で、

気分障害、チック症、筋ジストロフィー症、子宮癌・・・等々、

中には医師の謝った診断で病気にされた人もいましたが、

僕のカウンセリングで治った人は約9割りでした。

じつは僕も病院にお世話になっておりますが、

僕自身の場合は医師の分析と自分の判断で薬を調整しながら治療しております。

しかし、

僕が相談を受けた人の中には、カウンセリングでの効果が無い人も勿論います。

カウンセリングで医者も驚くほど短期に完治した人(中には手術待ちの人が手術しなくて治った人も)は、

人の助言を素直に受け止め、アドバイス通りに実行した人ですね。

そして効果がない人は、

僕のアドバイスは勿論、人からの助言を素直に受け入れられず、そのわりに人への依存心が強い人、

結局、自分の謝った知識と判断で行動する人などには効果が無いですね。

僕の経験からすると、

精神疾患及び心因性の病気の治療には、

優秀な医師と原理の実践が出来るカウンセラーが協力すれば、大抵の病気は短期間で治るということがわかりました。

僕もクライアントの相談によっては、

必要に応じて病院の先生に御協力頂いた事もありました。

心因性の病気を減らすには、

人と人の信頼関係や、

ストレッサーをつくらない社会の実現が必要不可欠です。

とにかく、

人への思いやり、優しさなどを口で言うのではなく、

実践できる社会に変えていく事が必要ですね。

先ずは身近な人から、信頼できる人間関係を作りましょう。