※⬇今朝の読売新聞より。
以前にも大分県で同じ事が行われたときにも書きましたが、
まさか文科省でこのような事を本気で行っているとは思ってもいませんでした。
国の教育を司る最高機関である文科省でこのような事をやっているようでは、
「いじめ」問題は永久に解決できません。
僕の事を知っている教育関連の専門家であれば、
僕が何故このような事を書くのか直ぐに御理解頂けるでしょう。
そもそも文科省は、
子どもの「いじめ」についてどのように捉えているのでしょうか、
怒りよりも「呆れる」の一言しか出ません。
現実問題として子どもにおける「いじめ」の被害者、加害者の両者共に大人の被害者であることが分かっていないのでは?
僕自身も小学校、中学校、更には社会に出てもいじめにあってきましたし、
反対に、
小学生、中学生などのいじめ問題にも取り組んできました。
中には学校の教師に相談後、
いじめが更にひどくなったケースも少なくありませんでした。
また、
担当教師による陰湿ないじめを受けていた女子児童もいました。
僕は、
僅かな時間の中でも、
子どもの抱えている問題を見つけては処理したり、
塾では、「いじめ」問題の処理は勿論、予防教育も行っていました。
それが何故、
子どもたちと多くの時間を過ごす学校で出来ないのか。
それに、
子どもたちの抱える問題は山程あります。
最近のテレビでは、
「教師の労働時間が長い」とか、
「教師の仕事が多すぎる」などといったニュースを見ました。
この2つの問題は、
主に日教組が言ってることであり、
僕の知っている教師には、組合の問題では悩んでいてもそれ以外での悩みを聞いたことがありません。
何れにしても、
「いじめ」に関わる問題に子どもを引き出すのは、
問題解決には何の意味も無いことを知らなければならないでしょう。
むしろ、
「教師教育」や「教職員組合の在り方」などの方を真剣に根本から再検討すべきではないでしょうか。
また、
「教育問題」は、
ただ単に教育だけではなく、
社会全体のあらゆる処に影響を及ぼしていることは紛れもない事実であり、「いじめ」問題もまた然りです。