じつは先日、インターネットのある動画で、
アメリカ人の若い女性の講演をチラ見しましたが、
その女性の話では、
「人生の目的は幸せではない」
と言うことでした。
何故、そのように話すのかなと思いながら聞いていると、
自分が幸せだと思っても、少し時間がたてば幸せは消えていく、
そしてまた次の幸せを目指す。
このような話だったと思います。
しかしこれは、
本当の幸せを彼女は知らないからだと分かりました。
皆さんは「本当の幸せ」って、何だと思いますか?
また、人生の目的は何だと思いますか?
僕は全ての人の人生の目的は、「幸せに成ること」ではないかと思います。
ただ、
その本質が分からなければ本当の幸せも分からないとも思います。
この世の多くの人は、
「自己の幸せ」を目指しているのではないでしょうか。
例えばある人は、
「お金があったら幸せになれる」
またある人は、
「健康だったら幸せだ」
そしてまたある人は、
「楽しく話せる人がいたら幸せだ」
などと、目的が其々に違いますがこれらは全て一時的なものです。
つまり、
自己の欲望が達成出来た時に幸せを感じます。
でもそれは、
一時的なものであり、本心から望む幸せではないのです。
僕が思うには、
「真の幸せ(幸福)」そして「永遠に続く幸せ」
全ての人の本心は、そのような幸せを求めているのではないでしょうか。
しかし現実には、なかなかそれが実現出来ません。
その要因として主に2つ挙げるとすれば、
1つは、「真の幸せ(幸福)」が何なのかということです。それに「人生の目的が何なのか」それが分からなければ、「永遠の幸せ」も手に入れることが出来ないのではないでしょうか。
そしてもう1つは、自己の欲望を優先する限り、「真の幸せ」「永遠の幸せ」を手に入れることは出来ないのです。つまり、本当の幸せを手に入れる為の方法が分からない、又は知っていても実践が出来ないのではないでしょうか。
何しろいまの世の中、1つ間違えば幸せよりも不幸を招く事になりますからね。
世間ではよく、
「まずは、自分が幸せに成らなければ、人を幸せに出来ない」
と言うのを聞きますが、本当にそうでしょうか?
正直僕にはお金はありません、それに健康でもありません。
しかし家内はよく、
「何であなたはそんなに楽しく出来るの?」
と僕に言います。
また、ときには、
「何で人にそんなことまでしてあげるの?あなたは皆に良いように使われているのでは」
などとも言ってきます。
でも僕はそのような事は考えたことも、思ったこともありません。
何故なら、
人のために出来ることはしてあげて、
その人が喜ぶのを見ると自分が嬉しくなるからです。
昔、「為に尽くす」という本を母がよく読んでいたのを忘れません。
今も買い物から帰ってきた家内が、
「⭕⭕さんに遇ったよ、『仕事で必要なので今度あだちさんの御主人にスマホの使い方を教えてもらいたいけど、教会に来てもらえるかなぁ』って言ってたよ」
と言うので、
「『いつでも良いよ』って言っとかないと」
と言いました。
僕には「心の壁」など無いので、宗教も団体も人も選びません。ただ、明らかに悪いと分かる人や悪い事の手伝いはしませんけどね。
⭕⭕さんのその言葉は有難い事ですし、頼ってもらえるのは嬉しいですね。
でも手伝う人には、その事を通して自分でも出来るようになって欲しいのもあります。
皆さんも、
本当の幸せを知って、本当に幸せになって欲しいと願っております。