※⬇今夜のsmartニュースより。※ニュースの詳細はこちらから。


上記のニュースを読んで、

ふと、

自分のある体験を思い出しました。

数年前の事ですが、

ハローワークで「学童保育スタッフ募集」を見つけて応募すると、

学童保育の担当者らしき女性から電話で、

「一度現場を見に来てください」

とのことで、後日指定された場所へ行きました。

そこは、

小学校横にある公民館の裏の駐車場でした。

待ち合わせの時間になると、

小学校低学年の子どもたちが集まって来ました。

やがてそこへ、

お母さんらしき4人の女性スタッフの方々がやって来ました。

すると代表者らしきご婦人が、

「今から子どもたちと鬼ごっこをしてください」

と言うので、

最初は自分が鬼になって子どもたちを追いかけることになりました。

流石に子どもたちは元気もよく、

動きも素早いのでなかなか追い付けません。

アスファルトで整備された駐車場を、

ひたすら走り回っているうちに、

突然足が滑ってもろに転んでしまいました。

手や足など数ヶ所を激しく打ち擦り、

痛くて直ぐには起きれませんでしたが、

顔を上げると、並んで眺める子どもたちの側で、冷たい視線を浴びせるご婦人方。

やっとの思いで立ち上がると、

「大丈夫ですか?」の一言もなく代表者らしきご婦人が、

「これじゃ無理ですね。もうお帰りください」

と、僕に冷たい一言を言って背を向けると、

「さあ、中へ入って。始めましょう」

と言って皆で建物の中へと入って行きました。

残された僕は、

とても惨めな思いをしましたが、

同時に、こんな人たちの指導を受ける子どもたちの将来が心配でした。

僕も長年、

塾の講師や家庭教師、カウンセリングなどで、

保育園から大学院まで回りましが、この学童保育の子どもたちやスタッフを見た時ほどゾッとしたことはありませんでした。

ですから、

最初に紹介したニュースの、

小学2年生の子どもにバットで頭を殴られたという被害女性の方のお気持ちはよく分かります。

人への気遣いや思いやり、愛情の無いのは大問題ですよ、

このような社会だから犯罪が無くならないのです。

児童・生徒等の指導に携わる人たちは、

本当に愛情をもって子どもたちを指導出来る人になって欲しいですね。