甦った恐怖

じつは、大分市などと福岡の博多間を走るソニックという特急電車があります。

ソニックは、青色と白の二種の電車が有りますが、白の方は初代の新幹線を少し小さくしたような電車です。

そのソニックを、いつか写真に撮りたいと思っているのですが、

いつも見かけるときは、カメラの準備が間に合わず撮れません。

すると昨日、たまたま踏み切りに引っ掛かりましたが、近づく電車は見えません。

電車を待つ間、

「もしかしたらソニックかな？」

と、ふと思いカメラ（スマホ）を準備して、

近づいくる音でシャッターを切りました。

その時は、電車をよく見ていませんでしたが、

ただ、

「あれ！？  今のは何だ？ やけに短かったなあ？」

と、そう思いながら帰りました。

しかし写真のことはすっかり忘れていて、先ほど何となくスマホの写真を確認していたら、

踏み切りで撮った写真が出てきました。

それがこちらです。
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ご覧のように電車がハッキリと写っているのは一番下の１枚だけです。

正直、この写真を見てゾッとしました。

昔、子供の頃に見た夢の中で、

このような列車や巨大トラックにしつこく追い回された怖い記憶が甦ったからです。

特に子供の頃は、

電車ではなく蒸気機関車やディーゼルカーなどでしたし、

しかも、夢に出てきた列車の形も色もこの写真のような感じでした。

ですからこの写真を見ると、今でも恐怖を感じます。

じつはこの写真の奥の方に、もう１つ踏み切りが有るのですが、

その踏み切りで数年前に学生が電車に跳ねられて亡くなったのです。

今でも踏み切りや、いろんなところで人が跳ねられる事故が発生しております。

皆さんも、踏み切りを渡るときは勿論、線路の近くでは、くれぐれも電車に御注意下さい。