数字の1、個数では一つです。
しかし、
どのような存在でも、
単体で存在するものはありません。
物理学を学ばれた方はご存知のように、
マクロからミクロに至るまで、
全て2つ以上のものの合成体から成ります。
今回は、
教育上での1数についてお話しします。
教育上では、
まず、「心と体」の統一から見ましょう。
家庭や学校などでよく、
「言ったことは、きちんとしなさい【有言実行)」
などと子どもに言っているのを見かけます。
しかし子どもはなかなか言うこと聞きませんよね。
それは、
言ってる本人、つまり親、教師がその事を実行していないからです。
子どもはしっかりとそれを見ています。
口先だけの親や教師、
僕もたくさん見てきました。
本当に有言実行している親や教師の場合、
子どももそのようにします。
つまり、心と体の統一が教育の最も基本となるということです。
次に一つの家庭の実現。
祖父母(または親)を中心に家族が一つにならなければなりません。
以前にも書きましたが、
部屋からテレビ、電話、遊び
、パソコン、学習などいろんな場面で、
近年ますます個別化しています。
本来家庭は家族が一つになるところです。
家族が一つになれば、家族間のトラブルもなくなり、
家族同士の争いや犯罪も無くなります。
そして更に、学校ですね。
まず校長を中心として、
教師が一つにならなければなりません。
ところが、現実には校長以下全員がまとまった学校を、
ほとんど見たことがありません。
そして教室、つまりクラス。
教師が生徒たちから信頼されなければ、
まとまりのあるクラスは出来ず、
当然、いろんな問題が出て来ます。
「学校が悪い」 「親が悪い」 「家庭が悪い」
「・・・が悪い」などと言う前に、
あなた自身はどうですか?
「自分には非は無い」とか、「自分は間違っていない」
などと言う人ほど、注意が必要ですね。
まず自分の心と体が、善で統一(有言実行)できているか確認することから始めましょう。