教育は三本の柱から成ります。

その柱とは、

赤ちゃんが生まれると渡される、

「母子健康手帳」に記載の、

児童憲章の第2項に書かれている、

知育・徳育・体育の三本柱を基に、

子育てや教育は行われます。

また、人間が生まれてくる時もこの順番で発達し完成していくのです。

その3つの柱を分かりやすくしたのが、

下に示す【図1】です。
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まず、

「知育」についてですが、これは知識の育成ですね。

でもこれまでの知育には、様々な問題があります。

中でも重要なのが、「正しい知識」を教えなければならないことはご承知の通りです。

ところがこの、「正しい知識」だけでは無理な部分もあります。それは、

「自由とわがまま」の履き違いにより正しい自由が教えられていません。

また、「平等」についても、間違った平等が教えられているため、未だに差別意識、差別問題が解決出来ていません。

ですから、「正しい知識」ではなく「真の知識」いわゆる「真理」に沿った知識でなければなりません。

次に「徳育」についてですが、

わがままだったり、マナーが無かったり、とにかく社会的に問題が増加してきていますね。

また、

「人に親切にしましょう」「マナーを守りましょう」「良いことをしましょう」

などといくら言っても、言った本人が出来なければ効果はありません。

世の中には、口先だけの人が多いようです。まして日教組では文部科学省から、道徳の指導が出されているにもかかわらず行わない。これは、とんでも無い事です。

そのような教師がよく問題を起こしたり、子供が不登校になったりするケースが多いですね。

そして最後に体育、

体育と言えば健康な身体作りが強調されますが、それだけではありません。目的を達成するための行動や実践なども含まれ、これら一連の流れは、表現力として示されます。

善い事をすれば、他人から見て美しいものですね。

ここでもう一度整理すると、知育とは、「真の知識」を教える事であり、徳育とは、優しく美しい心を育てる事、そして体育とは、善なる行動、表現が出来るように育てる事です。


そしてこうした教育は、家庭にはじまり、学校教育、社会教育へとその場を広げていきます。

現在の教育現場での主な問題

家庭教育では、徳育が重点に置かれます。つまり、躾やマナー、思いやりの心などは親が示して育てなければなりません。

ところが現状では、家庭までもが学校のように知育に重点を置き、肝心な徳育がなおざりにされています。これが家庭教育の一番の問題です。

また、学校教育では昔、「サラリーマン教師」とか「でもしか先生」などと呼ばれた時期がありましたね。

更には、教職を一般労働者と同じに考える教師がいたり、道徳教育を行わなかったり、日本の国旗掲揚や国歌斉唱を拒否する反日教師がいたり、問題も山積したままです。

僕も沢山の学校教育現場を見て来ましたが、自分に子供がいたら行かせたくないです。

ま、様々な問題についてはまた、少しずつ話していくことにします。

最後にもう一度、

① 知育(真) ②徳育(美) ③体育(善)

この3つを明確にして、教育を見直しましょう。

更に、教育上の3数は、まだまだあります。探してみましょう。