昨夜の仕事、


代行運転で・・・

ご存知かと思いますが、

代行運転の仕事は、

まず会社の車(これを随伴車という)に、

随伴車を運転するドライバー(こちらは、一種免許でも良い)と、

お客様の車を運転するドライバー(こちらは、二種免許が必要)の、

二人一組で行います。

僕はいつも、Kさんと組んでいます。

通常は僕がお客様の車を運転しますが、

有り難い事にKさんも二種免許を持っているので、

必要な時には交代出来ます。

ただ、Kさんは左ハンドルの車とトラックや、ダンプカー等は運転出来ません。

ところで、

昨夜もKさんと最初の仕事が入り、

お客様の待つ駐車場へ着いた。

と、その時車が何かに乗り上げ、

物凄い音と共に大きく揺れ、

Kさんは一旦車を止めたものの、

そのまま強引に車を前進させた。

二人共何が起きたのか分からず顔を見合わせたが、

車を降りてみると、

そこには、大きな石(直径35cm X 30cmくらい)が少し削られた状態で転がっていました。

それを見たKさん、

「おかしいな、何もなかったはずやけど」

と言った後は、何事もなかったようにケロッとして仕事していた。

僕も、車のことが気にはなったものの、

車も動くしお客様も待っているのでそのまま仕事に着いた。

だがその後、

数台の車を送った後、突然、随伴車のエンジンの調子がおかしくなった。

それでも忙しいので、Kさんが何とかして走ってくれた。

ところが!

あるお客様を隣町の宇佐市内へお送りした時、

Kさんが車の調子が悪いというので、

帰りは、自分が運転してみると・・・‼️❓

アクセル踏めない?

チョッと油断するとエンジンストール、

レース中に破損したレーシングカーをコクピットまで何とかして持ち帰らなくてはという心境でした。

無事帰社して車を乗り換える。

そして最後のお客様の車、

助手席にお客様(車の所有者)、後部座席にお連れ様一人。

お連れ様を先に送る為、そちらへ走っていると、

「俺の家分かるか? ○○だよ。この人を無事に送れよ。それから安くしとけよ・・・」

と指図して来た。

勿論僕はその人が暴力団○○組元幹部の息子である事も家も知っている。

「すみませんね、勝手に安くは出来ませんよ」

と言うと、何やらぶつぶつ言っていたが、自宅前で降ろすと、

お客様(所有者)をずっと見送っていました。

いずれにしても、

相手がどのような立場、どのような人であれ、

常に冷静さと謙虚な心で対応する事が大切ですね。