近年、家庭教師にとどまらず、
個別指導の塾なども出て来ました。
今回は、
私もいろいろとやってみての考えです。
結論から言えば、
義務教育の期間は、特別に何かない限り、
個別指導はお勧めしません。
その、主な理由として、
① 集団社会への基礎作り。
②個性を、伸ばす教育。
③良い意味での競争心を育てる。
以上の三つが、
最も重要なポイントです。もちろん他にもあります。
小学校という場所で初めて集団教育が始まり、
視野や行動範囲も広がり、集団生活での様々なルールも学びます。
それから、「個性を伸ばす」という言葉をよく耳にすると思いますが、
個性は、集団の中でしか伸ばせません。
また、学力を伸ばすには、
自主学習能力がまだ完全でない小学校、中学校では、
教師が主体となり、集団教育が行われますが、
この中で子どもたちは、周りの友達と自分を比較しながら学びます。
それに、集団教育の方が学力を伸ばすのも、
個別指導よりもずっと早く、容易に出来ます。
ですから私は、特別に何かない限り、
個別指導はお勧めしません。