小学生、中学生、高校生
残り少なくなった夏休みもあと一週間
学生、学校といえば宿題はつきものですね。
ただ、
この、宿題を出す先生、出される生徒、そして親の皆さん
宿題について何か間違っていませんか?
まず宿題を出す先生。
宿題を出す目的は何ですか?
宿題は誰のために出すのですか?
私がよく疑問に思うのは、宿題をして来ない生徒への対応です。
ひどい先生になると、
「子どもさんに宿題をさせて下さい」
「子どもさんに宿題をするよう言ってください」
などなど、その責任を親に押し付ける人がいます。このような先生は、教師として失格ですね。
本来宿題は、教師が責任を持って扱うものです。
勉強する習慣作りは親の責任もありますが、宿題に関しては親は一切関係ありません。
ですから、子どもの宿題に対して口を出すのはやめましょう。
せめて、「宿題済んだ?」という確認や「頑張ってね」という励ましは良いでしょう。
塾の講師や家庭教師をしていると、生徒や親から
「先生、宿題をみてください」
と言われることがよくあります。
その度私は、
「私は宿題には一切関わりません。そのことは生徒自身の問題であり、宿題を出す教師の責任です」
と言って断ります。ただし、勉強に対する考え方や取り組みなどは教えます。
もうすぐ夏休みも終わりですが、
子どものさんの宿題には一切、手や口を出さないようにして欲しいものですね。
その代わりに親がすべきことは、勉強の価値と方法、考え方なとを教えることです。
一方、宿題を出した先生は、
夏休みが終わった後に、宿題をして来ない生徒がいたら、
①何故宿題をしなかったのか?
②家庭で何か問題が無いのか? 勉強以外に何か悩みは無いのか?
③自分の宿題の出し方は間違っていないのか?
④生徒との信頼関係はあるのか?
などなど、責任者として考え直して欲しいですね。
生徒の皆、お父さんお母さん、先生、
皆もう一度宿題についてよく考えよう。
皆さん頑張れ。(^O^)/