「Angels Cry」 ANGRA | みつ光男的 だれだれ日記

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家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

ANGRAが好きだから
Unlucky Morpheusを違和感なく聴けるのか

Unlucky Morpheusとの出会いは
既にANGRAを聴いた時から始まっていたのか?

この2つのバンドを点と線で結ぶ共通項、
それはクラシック

元々HR/HMは
クラシックからの影響が大きいジャンルです。

70年代のDEEP PURPLE然り、
90年代のANGRA然り

80年代はハロウィンあたりにも
クラシックのテイストを感じる。

学生の頃、音楽の授業で最も心地よかったのが
クラシックを聴く時間でした。

僕もいつしか潜在的にクラシックへの憧憬を
抱いていたのかも知れません、

だからこそメタルを聴いているのだと思うし。

と、言うわけで今回はANGRAの1stアルバム

「Angels Cry」 ANGRA (1994)

正直、VIPER時代のアンドレ・マトスには
そこまで心酔してはいなかった

が、このアルバムは別だった。

聴けば聴くほどに味わいがあり
発売から20年近く経った今でも
それは全く色褪せることなく

常に新鮮な気持ちで聴くことが出来る。

ハロウィンの「守護神伝」や
メタリカの「マスター」同様に

永遠に聴けるアルバムのひとつです。

どの曲も捨てがたいのですが
やはり圧巻はタイトルチューンの
「Angels Cry」

曲中に大胆にも
パガニーニやヴィヴァルディの楽曲を取り入れ
それがまた違和感なく心に響く。
クラシックを聴いてみたいと思わせる、

そんな魅力の詰まったアルバムです。

実際、Unlucky Morpheus(以下あんきも)の
ギタリストである紫煉さんは

好きなギタリストのひとりに
キコ・ルーレイロの名前を挙げていたし

あんきものアルバムタイトル「Unfinished」は
ANGRAのこのアルバムのOPのインスト
「Unfinished Allegro」に通じる

そしてアンドレがこの世を去った2019年が
「Unfinished」の制作期間と被っていることで

アンドレへとオマージュと言うか
追悼の意を込めたと推測される

あんきもの「Carry on Singing to the Sky」は
こちらはANGRAの「Carry On」に通じる。

つまり僕の好きなバンドのメンバーは
僕が好きなバンドが好きだと言うわけ、

そりゃあんきもを好きになるのは必定の理(笑)

あんきものヴァイオリニストJillさんは以前
「メタル好きな人はぜひヴィヴァルディを」
そう言っていたし
 
あんきもの楽曲の中でも
パガニーニの楽曲を取り入れている。

確かAldiousのベーシスト、サワさんも
好きなバンドにANGRAを挙げていた。

ただひとつ難を上げるならば
初期のアルバムは時代もあるのでしょうが
音圧がやや弱めなこと

そして僕は未だアンドレ時代の
ANGRAの楽曲しか聴いていない。

まだまだ音楽修行の旅は続くと言うわけですw




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