今日の1曲 24 「Draagon Lies Bleeding」 by HAMMER FALL | みつ光男的 だれだれ日記

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家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

コロナ予防接種翌日となるのですが


食欲はいつも通りながら


やっぱり注射した箇所が

とんでもなく痛いやないですかーw


しかも全身熱っぽくなってきた

体温を計ると36.8℃


平熱が35℃台の僕にとっては

そこそこの高熱です(笑)


朝から部屋の片付けや曲作りをしてましたが

ちょっとおとなしくしときます。


場合によっては鎮痛剤の服用、

最悪夜勤、休むかな(笑)


娘曰く、身体年齢が若いほど副反応が出る、

とのことなので

僕は若いんだ!と開き直ります(笑)



では、本日の本題「今日の1曲」


1990年代半ば

オルタナ、グランジ、メロコア…


ロックとカテゴライズされるジャンルながら

僕の中ではかなり無縁な世界


これらのジャンルはヘビーロックから派生し

我らがヘビーメタル(以下HM)は完全に凌駕され


80年代から脈々と続いた

揺るぎないHMの音楽世界は

いつしか不要の長物となっていった。


何故ならば、当時は

いにしえのハードロック的な複雑な曲構成や

テクニック偏重志向が否、とされ


前述のジャンルの方がクールでカッコいい、と

思われていたのか


HMは衰退の一途を辿っていたのです。


ここでメタルファンは疑問に思ったはず


何故、演奏力が凄いことがダサいんだ?

テクニカルなギターソロを聴かせることが

退屈なんだ、と。


それでも90年代の時流はHMにとっては逆風で

名だたるメタルバンドたちですら  


グランジ系に"寄せた"

重苦しいダークなサウンドに走り

従来のメタルファンですら離れていった。


かく言う僕も

メタルに見切りをつけるかのように


オルタナ、グランジは聴かないまでも

メロコアを聴くようになり


家やカーステで常に流れていたのは

OFFSPRINGやBAD RELIGION、


彼らの音はソリッドでシンプル

余計な贅肉を削ぎ落としたような

ある種、潔よすぎる音で


往年のメタルファンからすれば

時に長ったらしいギターソロや

仰々しい前奏が恋しくなったりもしたはず。


そして個人的に僕は97年に結婚をして

翌年には娘を授かった


そうなると家庭で流れるのは

子供たちに向けた優しい音楽、


つまりは子供と共に聴く

アニメの主題歌やらファミリーソングばかりで

HMを聴く機会は圧倒的に減っていった。


そんな90年代の終わりにふと本屋で立ち読み 


長年愛読してきたメタル専門誌を

手に取ってパラパラとページをめくった。

 

と、そこに現れたのは

懐かしさすら感じさせるメタルバンドの

定番アイテムでもある


鋲付きのレザージャケットにリストバンド

そしてガンベルトを身に纏ったバンド


「お!」


心躍ったのは言うまでもない。


彼らの名前はHAMMER FALL

スウェーデン出身のメタルバンド。


このメタル氷河時代に

この手のコスチューム


どのようなサウンドかすぐに想像がついた。


HEAVY METAL DIE HARD!


早速近くのマニアックなレンタル店に行き

聴いたのが「Glory To The Brave」


やっぱりこれだ!

そう思ったのは間違いない(笑)


そのアルバムのオープニングを飾るのが

今日の1曲である

「Draagon Lies Bleeding」


疾走するギターと美しいハーモニー

そのメロディに乗るハイトーンのボーカル

あの時代が帰って来ている!
HEAVY METAL NEVER DIE!

あの頃、20代の終わりを迎えていた
僕のメタルへの熱は冷めていなかった。

そしてHAMMER FALLやRHAPSODYが
シーンに登場したことで

再びメタルが再認識され始め

一度は解散や活動休止していた
ベテランバンドが復帰したり

新たに多くの素晴らしいバンドが
世に出ることになったのです。

この一連の流れが
いわゆるメロスピ、シンフォニックメタル
登場の流れとなるのです。

もちろん衰退期でも
STRATOVARIUSのように
根強く活動しているバンドも存在していた。

そこからゴシック、デスメタル系も再考され
HMは活気を取り戻していくことになります。

それでも僕自身、やはり
2000年から2010年あたりまで
「空白の期間」があり
その時代の洋邦メタルをあまり聴けていない。
 
今はその空白を取り戻すための
"Reclaim lost decade"と称した
メタル聴きまくり男と化していますね(笑)


と、記事の下書きをしていると
なので嬉しくなってコメントすると
好きなバンドのメンバーが
同じバンドを愛聴してる、

Aldiousも僕と同じルーツを辿って
あのサウンドを産み出している、

それだけで胸が熱くなって嬉しくなります。