「Faster Pussycat生誕!」 Faster Pussycat | みつ光男的 だれだれ日記

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家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

もうすぐお盆ですねー♪


時差が無いため夜勤の関係で

地元開催のオリンピックがほとんど観れず

(そもそも我が家は誰も観ない人たち)


今は高校野球が楽しみな毎日

(観れない試合は「熱闘!甲子園」で!)


我が地元代表、新田高校は初戦突破!


高校受験では僕も私立で受験して

合格してたので、一応(笑)母校


…と言うのか?この場合?w


夏は初出場なのですが

高校野球に詳しい方なら


センバツで初出場準優勝の

「ミラクル新田」を覚えてる、って方も

いらっしゃるかもです。


北陽高校との延長17回のサヨナラ弾は

この前のことのようによく覚えてますねー

(かなり前だぞw)


当時、大学生だった僕は

山口は下関のバイト先、

レストラン風居酒屋で観てましたw



ところで今回の記事から音楽に関する表記を

変更→固定していきたいと思います。


ヘビーメタル (Heavy Metal)→HM

ハードロック (Hard Rock)→HR


どちらも総合したもの→HM/HR


今後はこちらの表記で統一します。


恐らく世界共通表現なので

メタル好き、ハードロック好きな方だと

ご理解いただけると思いますが


入門者及び一般の読書様には

馴染みの無い表現かと思い

今回、このように書かせていただきました。



では音楽レビューもどきの始まり~♪


今回はFASTER PUSSYCATのデビュー作!


時は80年代中盤、

POISONやGUNS'N' ROSESの成功で

(以下ガンズと表記)

世に言う"バッドボーイズ系ロック"が

市民権を得るようになり、


当時レコード会社は第2、第3のガンズや

ポイズンを探せとばかりに


同系統のバンドと次々にメジャー契約を結ぶ


その中のひとつに今回ご紹介する

FASTER PUSSYCATも存在していました。

(以下ファスターと表記)


既に名前からして猥褻な雰囲気が漂うバンド

"Pussycat"とは俗語で女性生殖器を差す


FasterなPussycat…

直訳すると…「いやん♡」な感じですねw


そんな(どんな?)ファスターのデビュー作

「Faster Pussycat 生誕!」(1987)

確かに歌詞も非常にキワどい


女性トイレの壁に書かれていた

電話番号に連絡する、と言う内容の

「Bathroom Wall」や


売春宿のことを歌った

「Cathouse」


他にもアルコールやドラッグ中毒などを

テーマにした曲ばかりで


正にSex & Drug & Rockn Rollを

地で行くバンド


このデビューアルバムを買う前に

ラジオで「Babylon」と言う曲を聴き


「エアロスミスみたいだなー」となって

買いに行った記憶があります。


恐らくこのバンドを知らない人に

「エアロの未発表デモテープだけど聴く?」

と、渡したら信用するんじゃね?

ってくらいw


ガンズのアルバムがラフなようで

実は緻密に作り上げられてあるのに対して


ファスターの曲は一発録り?ってくらい

生々しい音で

お世辞にも演奏もあまり上手くはない、


いわゆる雰囲気系のロック。


正直、このアルバム

ガンズみたいに売れることはなく

そこそこだったようです。


でもエレクトラから破格の契約金、

暫く働かなくても食べていけるくらいは

貰ってたんじゃないかな?


そして2年後に出たセカンドアルバム

「Wake Me When It's Over」

このバンドは大化け!


演奏も曲のクオリティも飛躍的に進歩して

シングル「House of Pain」が

全米トップ30位にランクイン


僕もセカンドは今尚愛聴盤なのですが


どちらかと言うと作品的に

チープでチャラい感じの

デビューアルバムが好きだったりもします。


2ndアルバムでもそのスタンスは変わらず


タイトル直訳すると

「終わったら起こしてね♡」


意味深で妄想掻き立てられますね(笑)


そのいかがわしさも当時10代の僕には

ほどよい刺激だったのかも知れないですw


ちなみにメンバーの一人は本当に

「CATHOUSE」なるクラブ(バー)を

経営していたのだとか。


この奇妙なバンド名の由来は

1960年代のアメリカ映画

「ファスタープシィキャット!キル!キル!」

だそうで


この映画、まあまあヤバいです(笑)


ま、全てにおいて

猥雑な雰囲気が漂うバンド、


そしてヤロー共はこぞってこう言うのが

好きなわけなのです(笑)

(もちろん例外もいらっしゃるw)


何だかんだで今でもよく聴くアルバムです。




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