ヤツの名前は葛西純 | みつ光男的 だれだれ日記

みつ光男的 だれだれ日記

家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

ホンマはブログ始めた時、
音楽とプロレスをメインで記事書いていこうと考えていたのですが

音楽はガッツリ語ってるけど、
大好きな格闘技系の話を書く機会がなかなかなくて
今になってやっと書ける時期になったんかなと、実感。

(お借りしました、ありがとうございます)
↑今日はこの曲に乗せて、どーぞ音譜

COCOBAT     「DEVIL」

唐突ですが、僕の右前歯はありません(笑)
過去の記事にもUPしてるので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
間に1本あるだけで、その隣2本もないのだ(笑)

これは嫁にフライパンで殴られたわけでもなく(笑)
街でやんちゃして折られたわけでもなく(そんな40代やだ)

虫歯です(笑)


3本の歯を抜いた後、慣れない義歯を装着するために
その間の抜けた顔を鏡で見た時は
さすがに少々凹んだのですが

その時
ふと、ある男の顔が一瞬僕と同化したのです。

その男の名は












クレイジーモンキーの異名を持つ
プロレスラー葛西純、その人だ。

「何か、葛西みたいやな~」と言っても家族は全員???でしたが(笑)

はい、ご存じじゃない方多いですわな。
彼が主戦場としてきた「大日本プロレス」
地上波放送ではとても放送できないくらいの過激なデスマッチを主とする
ハードコアな団体なのです。

小学校の頃からプロレス大好きな僕は
大学、社会人になってからもその熱は冷めることなく
いわゆる皆さんがご存知のメジャーな団体はもちろん
こうした、あまり人の目に触れる事のない団体もよく会場に観に行ってました。

もちろん、大日は旗揚げの時から知ってますし
90年代には松山大会も観戦に行きました。

初期は方向性を模索しながら迷走していましたが
あるアイテムがデスマッチに持ち込まれたことにより

大日本は最凶のデスマッチ団体となったのです。
あるアイテムとは
『蛍光灯』

元々はIWAジャパンと言う団体の必須アイテムだった画鋲に加え
この「蛍光灯」を用いたデスマッチが
大日本のリングで血の華を咲かせることとなったのです。

まずは大日本プロレスとは何ぞや、というのがわかる映像を。
こちらを見て、無理~~~血しぶきと思われた方

それが正しいリアクションですよ(笑)
よっしゃ、それでも観たろやないけ、という方のみ
その後の試合の映像をご覧ください。

では葛西純選手の入場曲、COCOBATの「DEVIL」に乗せて
大日本プロレスのデスマッチ、ダイジェスト映像をどうぞ!!

(お借りしました、ありがとうございます)

2000年頃日テレで放送されていたプロレス情報番組
「コロッセオ」を録画したビデオが先日の部屋片付け中に出て、
葛西選手のデビュー2年目くらいの試合の映像があり

YouTubeでのデスマッチを観るにつれて感じた事。

あれほどまでに血を流しながら
彼らの試合にはデスマッチ特有の陰惨さ凄惨さが
微塵も感じられない(あくまでみつ光男目線ですが)

昔のデスマッチと言えば
アントニオ猪木が何度か敢行したデスマッチ然り

FMW時代の大仁田厚然り

W★INGの頃の松永光弘然り

そのすべてに共通していたのは、
『デスマッチ』とはどこか重く暗いイメージがある上
「ヤラレの美学」とでも言おうか、どんだけやられて
それに耐えてナンボの世界だったのが


大日本のデスマッチにはヤってもヤラれても何だか清々しさすら感じるほどの
いい意味でも悪い意味でも(笑)「キレている」のです。

中でもこの葛西選手のキレっぷりは最高です。
かと思えば、決め技「パールハーバースプラッシュ」に入る前の
敬礼ポーズや「しぇー」の掛け声

悲壮感や流血のグロさだけじゃなくて
マイクアピール試合中の振る舞いなどからも、
どこかコミカルな雰囲気すら伝わってくる。

とんでもなく「痛み」が伝わるのに爽快な試合を見せてくれるのです。
これが進化したデスマッチなんだと、エラソーですが
30年以上プロレスを見てきたみつ光男は語るのです(笑)

しかし、試合はリアルホラー映画とでも言うべき
正直、観てはいけない映像(笑)

多分、普段僕の記事を読んでくださってる皆さまはこの手の映像に免疫がないと思いますので
心臓の悪い方、血が苦手な方は絶対に観ないでくださいね(笑)

そんな葛西選手の三大○○(笑)
『葛西純の超過激デスマッチにおける3大ベストバウト』
試合形式のタイトルを見ただけで吐きそうになる(笑)

第3位
2004.6.8『有刺鉄線ボード&カミソリ十字架ボード+αデスマッチ』
vs “黒天使”沼澤邪鬼 戦

カミソリって、あの剃刀です。
ボードに叩き付けられた瞬間、葛西選手の背中から大流血
それは・・もちろん・・・カミソリの形の傷口で

この試合をきっかけに葛西選手と沼澤選手はタッグを組むことに。
沼澤選手も僕は大好きです。

第2位
2009.11.20 『カミソリ十字架ボード+αデスマッチ』
vs 伊東竜二 戦

こちらの試合も衝撃シーンの連続。
沼澤戦ではカミソリボードに叩き付けられただけでも衝撃映像でしたが
今回、伊東選手はボード上のカミソリに葛西選手の額を何度も叩き付ける・・・

もう、食事中には観れないですね(笑)

そして堂々の第1位
2009.7.27 『KKKデスマッチ』
vs アブドーラ小林 戦

3つの「K」
カリビアンワイヤー(有刺鉄線)蛍光灯、剣山がリング上で乱舞する
正に狂気のデスマッチ
↑正確にはカリビアンワイヤー」は「C]ですが(笑)

試合後半に衝撃シーン連続
小林選手の頭頂部に剣山を乗せた葛西選手がパイプ椅子を振り下ろすと・・・

もう、この先は怖くて言えません~(笑)


もしも、YouTubeで閲覧しようと思われた方
放送規制が入っていますので、それなりの覚悟をした上でご覧くださいね(誰も見んわ!)

しかし、彼らはただ町中での喧嘩みたいな戦いをしてるわけではなく
しっかりしたレスリングの基礎があってのデスマッチなんです。

以前、ジャンアント馬場さんが
「普通に字が書けないのに崩した字体を書こうとするのは本末転倒」
と言った話をされていましたが

彼らの試合はしっかりした字が書けるアーティストの
いわゆる崩し字への「新しいアートへの挑戦」だと思います。

とは言え、上記の試合はとてもUPできませんので(笑)
この4人が同じリングで戦うタッグマッチがあるので
こちらなら、まだ何とか観れる範囲内の(あくまでみつ光男目線)エグさですので
勇気のある方はどうぞご覧ください音譜

(お借りしました、ありがとうざいます)

『ファイヤータッグデスマッチ』
伊東竜二 アブドーラ小林 vs 葛西純 “黒天使”沼澤邪鬼

ま、思いは人それぞれだと思いますが
僕は好きですね、この世界観。

仕事とかでストレス溜まった時は試合観ると、スッキリしますし。
でも、何か最後になると何か泣けてくるんだわ。
試合後、何だか全体的に哀愁漂って切なくなるんだな。

『異端児』なんてもんじゃない
結局のとこ、僕は音楽的にもスポーツ、格闘技でも
こうした常人の理解を超えたある意味「キレた世界」が好きなのかもしれないですわ。

もちろん、新日本プロレスなんかのメジャー団体も好きです。

大日本はデスマッチ部門、ストロング部門とジャンル分けされていて
ストロング部門ではメジャー団体に負けない激しい試合を観ることが出来ます。

そして相互部門がリンクして戦う時は、
お互いのポリシーのぶつかり合いとなって面白いんですわ。

葛西選手はデビュー当時からその存在を知っているので
今も元気で現役を続けてるのはうれしいですが
その反面、何事もなく試合を終えてほしいなと言う思いが
最近強くなってきてます。

ま、少々理解の範囲を超えていますが(笑)
「歴女」やら
山ガール、森ガールに加え
最近は「プロレス女子」なんてのが増えてるんだとか。

DDTやドラゴンゲートの男前がいてる団体もいいですが
大日も観てはいかがでしょうかね(笑)

こういう世界もあるという事で(最後は少々いじけ気味)
最近疲れ気味でしたが、これでテンション上がります(笑)