小学校最後の運動会 | みつ光男的 だれだれ日記

みつ光男的 だれだれ日記

家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

先週の土曜日は長男の小学校の運動会でした。

今年6年生の長男にとっては今年が小学校最後の運動会
そしてみつ光家にとっても小学校の運動会に行くのは、今年が最後になります。

そんな感じなのでさぞかし感慨深い運動会になるのかと思いきや
前夜の仕事中、腰を痛めてしまった僕は
痛さで歩くのもしんどい状態になりながらも(笑)
仕事が終わるとダッシュ~で帰宅、ダッシュ~で小学校へ。

湿っぽい雰囲気はゼロ~(笑)

無事開会式にも間に合いました(笑)

長男の出場競技は借り物競争と騎馬戦
そして小学校の運動会の集大成である「組み体操」

借り物競走では「帽子を被った女性」をなかなか見つけられず
結局3位に終わってしまいましたが

$みつ光男的 だれだれ日記騎馬戦では自分よりも背の高い友達を乗せて
騎馬の先陣で陣頭指揮をとり(一番前が長男)

相手のハチマキこそゲット出来ませんでしたが
最後まで残る大健闘。

長男曰く、
相手チームは帽子に鉢巻きをきつく結び、
そこから髪の毛を出して
取れにくいようにしていたんだとか。

「あんなのズルや」とぶーぶー言っていましたが
正々堂々戦って負けるなら、それもまたよし(笑)



お昼はお弁当を食べるや否やあっという間にドロン(笑)
さっきまでこけて痛い痛い言うてたくせに(笑)


そんな長男
中学高校と比較的お友達に恵まれている長女と比べて
人間関係であれこれ悩んで、辛い思いをした事もありました。

友達関係のほころびが
長男の心理に微妙な影を落としているかも、そう感じる時期もありましたが

子供なりに悩んで、考えて成長していくもんなんだろうな、と
必要最低限の事以外は敢えて言わず、見守るようにしています。


午後からは応援合戦で始まり、最後が組み体操。

いわゆる「対抗リレー」のような花形競技には縁のない長男ですが

色んな係を兼任して、裏方として活躍していたようで

僕が見ただけでも
先生が鳴らすピストルに隣で薬莢を詰めて渡したり
順位の旗を持って走り回ったり、と

決して派手ではないのですが、みんなを陰から支える立場は
何だか長男らしいな、と感服しました。
僕も見習わなくては(笑)


僕なんかはこう見えて←どう見えて?(笑)
自分の前を人が走るのですら腹が立つくらい負けず嫌いで
リレーなんぞで負けた日には、悔しくて大号泣、なんて感じでしたが

長男は自分が前に前に、ということはあまりなく
気がつけば重要なポジションにいた、みたいな感じが多いみたいですね。
↑完全に親バカ(笑)

みつ光男的 だれだれ日記最後の組み体操は定番の扇やピラミッド、塔など
見た目にも楽しいものばかりでしたが
みんなの顔は真剣そのもの。

長男は小さな塔の一番上に立ち、合図があると
塔の上から後ろに倒れ込み、それをみんなが支え
今度はみんなが押し上げて再び塔の頂点に立つ、と言う
アクロバティックな動きに大歓声。

中でも最初の行進は
「あまちゃん」のテーマに乗せて、6年生全員が一糸乱れぬ動きで
交差したり、すれ違ったりを繰り返す様子に拍手拍手。

後ろの方で「あれは『日体大の行進』を参考にした動きですね」
なんて声が聞こえました。

あとで長男に聞くと「う~ん、知らん」(笑)

こうして小学校生活最後の運動会は無事に怪我もなく幕を閉じました。

さすがに競技を見て号泣って事はなかったのですが
帰る前にふと目をやった小学校裏の川原を見た時
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過去の色んな事がふと、脳裏をよぎりました。

2、3年前、学校の裏の川原に帽子を落とした長男が
風で飛ばされたら大変やけど、取れないって大急ぎで家まで僕を呼びに来た事…

友達からもらったカニに手を挟まれた長男が、
振り払って地面に叩きつけたら可哀相だからと
カニに手を挟まれたまま泣きながら家に帰ってきた事…

体調の悪い時、車で迎えに行くと大喜びで
しんどいくせにいつも以上に大はしゃぎで車に乗って帰った事…

そんな思い出の詰まった小学校とも、長男はもうすぐお別れなんだなと思うと
何だかジ~ンときました。


そして体操服を泥だらけにした長男が車に乗り込んで
本当に今年の運動会は幕を閉じました。

長男は燃え尽きたのかぐったりモードですぐにお風呂へ。
僕も痛い痛い言いながらいちごの散歩に行き、そのままお風呂~(笑)

天気にも恵まれて、暑いながらも楽しい時間を過ごすことが出来ました。

去年の運動会は大雨で午前中で切り上げでした。

そして、長女の6年の時の運動会は組み体操が始まる直前に豪雨
「それでもやりたい」という子供たちの熱意に負けて、
全身泥だらけになり、会場からは保護者も先生も大泣き、という
小学校史に残るような感動の運動会。

長男の時は楽しく始まり楽しく終わりましたが
よくよく考えると、それが一番なんだな、と
長男の笑顔を見ているとそう思いました。

あったかい感動をありがとう、って感じの運動会でした。
長男にとってもいい思い出になったと思いますよぉ。