『行けば必ず大漁に釣れる場所がある!』
職場の人がそう言うので
少々まゆつばものではありましあたが、半信半疑ながら
それならば、と
長男を引き連れてその釣りポイントへ連れて行ってもらう事に。
車を走らせること1時間、2時間・・・2時間半
松山から伊予市、長浜、大洲、八幡浜、保内・・・伊方
おいっ!何時間かかるんや!!
気がつけばそこは三崎(あたり)
時間は午後2時半。
「さ、海を見たら魚が溢れてるから」
そう言われて
長男と二人で嬉々として車を降りて覗いてみると
え?
な~~~~~んにもいないんですけど(笑)
釣り人の話ってのはとかく『盛られて』大きくなってるからなあ。
既に嫌な予感が・・・
更に、この日の干潮時間は14時23分
ここの釣り場、足がつくくらいの深さしかないやないかい!
絶対釣れんよな~、と疑惑の目で
竿を出すものの
予想通り何にも釣れません(笑)
↑何も釣れずに「たそがれ長男」(笑)
とは言え
忘れた頃に20センチを超えるアジが釣れ
「必ず釣れる」の片鱗は垣間見えたので
「これは!」と期待するもあとは全然続かず(笑)
仕方ないので針に錘にエビ、という原始的な仕掛けで
ポチャンとやってみた長男に
カサゴ、カワハギが続けてヒット!!
カサゴは愛媛では「ホゴ」と呼ばれて
煮付けや空揚げにすると美味な実は高級魚。
かなりのサイズだったので釣り応えもよかったみたい。
「これはうまいぞ~」
隣で僕はニヤ~っと気持ち悪く微笑む(笑)
しかし今日は潮の流れも悪く干潮も重なって
釣果は全くなしと言ってもいいくらい。
しかも、朝は暖かかったせいで上着を持ってくるのを忘れたのため非常に寒い。
僕と長男は気合を入れるため
「うお~っ」
と叫びながら何故か周辺を本気で走りだしたので
一緒に来てた職場の人は目が点に(笑)
でも
「(親子の)仲が良くてうらやましいなあ」
って言ってましたよ。
で、チャンス到来が夕方の暗くなりかけの時間帯
いわゆる「逢魔刻」ってやつですな(笑)
(お借りしました、ありがとうございます)
この曲もライブで聴いてみたいわ

寒さしのぎで車で待機してる僕と長男の目の前で
突如アジが釣れ始め
「みつ光君、ついにきたぞ~」
と呼ばれ
颯爽と飛び出す僕と長男
するとピタリとアタリが止まり
「どないやねん~」
と二人、車に戻ると
また釣れ始め
「みつ光君~」
よっしゃ~と外に出ると
またピタリと釣れなくなる・・・
「ど、どないやね~ん~!!!!!」
いやがらせか~!!!!!
結局今日の釣果はこれだけ(笑)
アジの半分くらいは連れてってくれた職場の先輩が釣りました(笑)
(右端の大きいのは(笑)僕が釣りましたぁ~)
でも、長男はすっかり楽しんだ様子で
釣れなくても長男はいい表情してたので
何かそれだけでよかったなあ、と言う気持ちになりました。
カワハギはもっと釣れてたら刺し身でいただけたのになあ。
「キモは俺が食べる!」
と言う僕に
「オレも食べる~、一人占めするな~!」と長男(笑)
カサゴはお腹がでっぷりと太っていて
脂の乗った美味しそうな一品。
楽しみやわぁ~

ただ、以前からよく聞いていた
「南予(愛媛県南部)に行けば行くほど魚のサイズは大きくなる」
と言う話に間違いはなかった。
サイズ、かなり粒揃いでしたよ。
次回の釣行は、もう少し暖かくなってからになると思いますが
遠出だと長浜、八幡浜のフェリー乗り場近くや、シーロード
近場なら松山市堀江港や恒例の(笑)北条鹿島。
また長男とにぎやかに出かけたいと思います。
嫁と長女は釣りに興味なしなのでその時は留守番かな(笑)
昨日はせっかく南予方面に行ったんだから
長男と二人だけなら「どさん子ラーメン」行ってたんだけどなあ。
黒焼き飯と餃子はもちろんですが、
今度はカレーラーメン、食べたい

嫁は今日の釣果を見て
「あ~、でもこれなら何とか明日の晩御飯は何とかなるかも、肉解凍するのやめよう~」
だって(笑)
少しでも夕食の足しになってよかった(笑)
そして次回のリベンジを誓った僕と長男でした。