何か妖怪? 6  「ひょうすべ」 | みつ光男的 だれだれ日記

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家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

個人的に「河童」系の妖怪は好きです。
河童は日本全国で伝説や言い伝えがありますが、
その姿は千差万別。

どちらかと言えば「河童に属する妖怪」を総称して「河童」とひとくくりにされた、
と言うのが正しい解釈のようです。

分かりやすく言えば、柴犬も秋田犬も土佐犬も全て「犬」と呼ばれていた、
と言えば伝わりやすいでしょうか?

しかし、姿かたちが若干違えども
これだけ日本各地で共通した
妖怪の伝承があるという事は
「河童」そのものにとんでもないリアリティを感じます。

みつ光男的 だれだれ日記-ひょうすべで、今回はその河童系の中でも
最も好きな「ひょうすべ」
一般的に想像される
「河童」のイメージからは程遠い風貌。

春と秋に山を行き来して
「ひょうひょう」と鳴くのが
名前の由来とも言われていますが、
来歴については諸説あるようです。

神社などの工事に際に人形を作って大願成就をして
その後「用済み」となった人形を川に捨てたため
妖怪になって害をなしたとも言われています。

妖怪伝説にはそのような「戒め」が多いようです。

世間に一般的に言われる「皿」もなくハゲ頭。
そして全身毛だらけの姿は、どことなくユーモラス。

陰陽座の曲にも「ひょうすべ」ありますね~、ライブで盛り上がること間違いなしの曲。

(映像お借りしました、ありがとうございます)

タテノリのイントロが流れると、会場はみんなが飛び跳ね
兄上の「みんなもつられて笑えや」で一段と盛り上がる。
サビでは「ひょう!ひょう!」の大合唱、猫さんのコミカルなアクション、と
1曲で何度も楽しめます。

例え、会場で隣りが知らない人でも一体感、味わえますよね。
でも、隣りが知ってる人や友達なら更に盛り上がりそう。

ライブでこの曲が始まると、あのコミカルな表情のひょうすべを思い浮かべて
思わず笑ってしまうのは僕だけでしょうか?

陰陽座もこの「ひょうすべ」や「河童をどり」など河童系の曲は、
明るく楽しいタイプが多いですね。

僕が昔住んでいた兵庫県養父市(当時は養父郡)、
子供の頃「これ以上、川の奥へ行くと「ぬし」が出るから行ってはいけない」
そんな事を、いい大人に真顔で言われた事がありました。

これも「河童伝説」の一つなのかも知れませんね。