タイトルにある通り、正に撃ち抜かれたような衝撃でした。
たまたま家族で先日予約録画したTBSの音楽番組「CDTV」を観ていた時の事
「これ誰? 男?女?」
呆気にとられているみんなの向こうから聴こえてきた歌声

歌っているのは「毛皮のマリーズ」で「愛のテーマ」
このバンド、知ってはいましたが、まさかこんなメジャーな音楽番組で…
しかも今回の曲は何だか圧倒的に魅力満載だぞ!
僕がメタルファンなのは間違いない事実ですが、高校生の頃バンド仲間に薦められて聴いたのが
「T-REX」や「NEW YORK DOLLS」といったグラムロックでした。
それ以来、日本のグラム系のバンドにもすっかりハマってしまい
「マルコシアス・バンプ」
そしてROLLY(当時はローリー寺西)率いる「すかんち」
「夜行性のかたつむり達とプラスチックのブギー」の頃の「THE YELLOW MONKEY」
そんなバンド達もよく聴きました。
ブギーのリズムに気だるい歌声、「毛皮のマリーズ」も
正にそんなグラムロックの王道を踏襲しています。
良くも悪くも一度聴いたら忘れられない声…ですよね。
これ僕の中は「癖になる」というやつです。
影響を受けやすいうちの長男なんて最近常に口ずさんでいるくらいです。
以前、これまた深夜の音楽番組「MUSIC B.B」のオープニングだった
「ボニーとクライドは今夜も夢中」を聴いた衝撃もかなりのものでしたが
この曲は何だか「NEW YORK DOLLS」のパロディっぽくで思わず笑ってしまいました。
しかし、今回の「愛のテーマ」はちょっと感動モノでした。
グラムロックでありながら、この曲を聴いた頭に浮かんだのは
何故かジョン・レノンでした、愛を歌ったからだけじゃないと思う(笑)
でも、やっぱり日本ではこの手のバンドは「色モノ」扱いされるんだろうなあ。
「有名になってほしいけど、売れてほしくない」
「たくさんの人に聴いてもらいたいけど、あまり人前に出てほしくない」
好きなバンドが新たに出来ると、いつも同じ気持ちになります。
CD、買いそう…と言うより、明日予約しよ~っと(笑)
次は洋邦のグラムロック特集しま~す(笑)
ちなみに「毛皮のマリーズ」が歌う「愛のテーマ」は1月のCDTVのエンディング曲になっています。
今月、土曜日はもう一回だけ、
興味のある方は是非一度ご覧になってくださいまし(笑)