今日の松山は朝から雨、急に涼しくなりました。
ところで今日はヘビーメタルとの出会いについて
書いてみたいと思います。
陰陽座と出会ったのも、
メタルを聴いていたからこそ、なのですが。
僕が初めてヘビーメタルに遭遇したのは1983年の事でした。
それまではいわゆる歌謡曲しか聴いた事のない
何の変哲もない音楽生活を送っていました僕に
ある日、当時の親友が
「ヘビーメタルって知ってる?」
どうも、親友の兄がメタルを聴いていて、
彼はその影響を受けていたようです。
(いわゆる、よくあるパターン)
そうして聴くことになったのがIRON MAIDEN
衝撃が走った!なんてもんじゃありませんでした。
「何だ、この音楽は」
激しいギターにドラム、そして切り裂くようなボーカル。
これがヘビーメタルか・・・一瞬で虜になりました。
初めて聴いたアルバムは「NUMBER OF THE BEAST」
「魔力の刻印」、その邦題と、ジャケットの凄さにひかれました。
左が「魔力の刻印」、右が「頭脳改革」
昔はCDではなく、LP(古っ)だったので
ジャケットも迫力モノでした。
立て続けに「PIECE OF MIND ~頭脳改革~」も聴き
もう、この世界にどっぷりつかってしまうことになったのです。
最もスティーブ・ハリスのベーシストとしての凄さを知ったのは
もう少し後のことでしたが、数年後自身がベースを手にした時
スティーブ・ハリスの恐るべき才能に驚愕したのを覚えています。
(あ、僕って兄上と同じ楽器だったんだ・・・)
70年代後半から始まったNWOBHM
(ニューウェイブ・オブ・ブリティッシュ・ヘビーメタル)
終焉寸前からメタルを聴くようになりましたが、
リアルタイムで経験できたのは、貴重な経験でした。
アイアンメイデンは当時
ちょうどボーカルがポール・ディアノから
ブルース・ディッキンソンに変わったばかりで
メイデンも70年代パンクの影を残さない、
完全なヘビーメタルバンドとして
正に上り調子の時期だったように思います。
当時「空襲警報」と呼ばれていたブルースのボーカルは
今も変わることなく、アイアン・メイデンはついこの間、
4年ぶりに新作を発表しました。
またアイアン・メイデンはアルバムに1曲は10分を超えるような
大作があり、その完成度は陳腐な表現ですが
「凄い」としか、他に言いようがありません、
アルバム「POWERSLAVE」に収録されている
「RIME OF THE ANCIENT MARINER」がおすすめです。
陰陽座も「組曲 義経」や「奇子」などの大作がありますが
案外アイアン・メイデンの影響もあるかも知れません。
実際、陰陽座はアイアン・メイデンのトリビュートアルバム
「TRIBUTE TO THE BEAST」に参加して
「THE TROOPER~明日なき戦い~」のカバーで
日本唯一のバンドとして参加しています
この曲は「PIECE OF MIND」に
オリジナル盤が収録されているので
陰陽座とオリジナルバージョンを
聴き比べてみてはいかがでしょう?
英語の歌詞を歌う、黒猫さんが聴けますよ
(かなり、貴重だと思います…)
これからメイデン聴くぞ!って方は先程紹介した2枚か
5作目の「POWERSLAVE」をおすすめします。
ちなみに初期の「IRON MAIDEN」と「KILLERS」は
ボーカルが初代のポール・ディアノで
10.11作目の「THE X FACTOR」 「VIRTUAL XI」は
ブルース一時脱退のため、
ボーカルがブレイズ・ベイリーとなっています。
トリプルギター?と思うくらいの
スティーブのとんでもなくすごいベースを
ブルースの迫力満点のボーカルを
ご堪能ください
音楽の時間でした。