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こんにちは
「スタートアップ系経営コンサルタント・行政書士」の光岡です。
日々、湿度を感じてすごしています。
ときどき、涼しい風が吹いてるときもありますが・・・
厳しい夏の気配がただよってますね〜。
建設業の安全性。
ツールの開発。
建設業の3kのひとつの危険なイメージ。
イメージ的ですが、実際に建設現場は危険です。
その危険を弱くしたり、防止したりする工夫を
継続的に行っています。
そのひとつに企業間のコラボで、すばらしい安全の為のツール
もできています。
スリーエムとミズノのコラボです。
3Mのフルハーネスとミズノの空調服を併用し、落下実験で安全性を確認
構造の相性で思わぬ事故が起きる危険性
ずり上がった空調服のジャケットが首を絞めてしまう危険性がある 出典:スリーエム ジャパン
米3Mは70年以上前に墜落防止の取り組みをグローバルで始め、
およそ40年前にフルハーネス型安全帯を発売。2017年10月には、
日本市場に適合した製品を開発して本格参入し、現在では安全性と
作業性を追求した墜落防止用製品の周知活動を含め、現場に供給している。
一方、ミズノは、スポーツウェアで培った技術を生かし、独自の
パターン設計で空気の流れをコントロールした空調服「エアリージャケットシリーズ」
を展開。両わき腹の位置に備え付けられたファンから取り込んだ空気が、
首の前後や腕から抜ける構造で、夏場に屋外で重労働をこなす作業者に快適さをもたらす。
墜落制止用器具の法令改正により、2022年1月2日以降は6.75メートル
(建設業では5メートル)以上はフルハーネス安全帯の着用が義務付けられ、
一定の猶予期間はあるものの、今後はフルハーネスの着用が建設現場で急速に
普及していくことが見込まれる。それと同時に、近年の猛暑の影響で、現場の
作業員がハーネスに重ねて空調服を着ることも増えつつある。
しかし、フルハーネスと空調服を両方着ることの安全性が確保されていない
場合は、落下時に思わぬ事故につながる可能性が指摘されている。例えば、
フルハーネスが身体からずり上がることで、空調服の襟元(えりもと)が墜落者
の首を絞めてしまったり、電動ファン付きウェアの背中側に設けられたDリングと
ランヤードを通すための穴に、ショックアブゾーバーが引っ掛かって展開せず、
墜落時の衝撃を十分に吸収できなかったりすることなどが想定される。
そこで両社は2019年3月に、併用時の安全性確認を米3Mの研究所で実施。
実験では3Mのフルハーネスとランヤード、ミズノのフルハーネス型安全帯対応
モデル「エアリージャケットTOUGH<F2JE9182>」を着用したセンサー内蔵
マネキンを用い、落下時に身体にかかる負荷を検証した。その結果、適切に着用
している場合は、ミズノ製エアリージャケットは3Mが国内で販売している
フルハーネスと、安全に併用可能なことが証明されたという。
ミズノとの共同落下実験。落下時にも首元に余裕がある 出典:スリーエム ジャパン
ミズノの担当者は、「機能性や安全性に加え、スポーツウェアメーカーだからこそ
実現できる“作業性”の良さを追求してワークウェアを開発している。3Mも長年
フルハーネスを開発・販売してきた知見を生かし、安全性だけでなく、作業性も重視
しており、製品開発における理念が合致したことから共同実験が実現した。今回の検証結果
を受け、今後さらに安全性を高めた商品の開発を進めていく」とコメントしている。
危険イメージの払拭と実際の危険への対応の両面に活きるツールと言えます。
更なる安全性の追求に期待したいです。
今号も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。