セブンの美味しいおにぎり。「イノベーション」と「マーケティング」。<会社設立 福岡(50)> | 福岡の建設業許可申請をサポート スタートアップ系経営コンサルタント・行政書士 光岡欣哉の起業しようよ!

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福岡市に事務所を設けた「スタートアップ系経営コンサルタント・行政書士」の光岡欣哉のブログです。

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こんにちは

「スタートアップ系経営コンサルタント・行政書士」の光岡です。

 

福岡市は、涼しくなったと思ったら、また暑かったりして不安定な気候です。

 

ベイスターズは、CSファイナルを敗退・・・

 

頂上決戦は、カープVSファイターズですが、どちらに栄冠が・・・

 

PS. ドラマ「相棒」が始まって、嬉しいです。

 

 

 

 

セブンの美味しいおにぎり。

「イノベーション」と「マーケティング」。

 

コンビニおにぎり「セブン」の旨さは“意識高い系”の賜物

 

セブンはドラッカーの教えを守れるか?

 

ピーター・ドラッカーは経営にとっての大きな仕事は「イノベーション」と「マーケティング」だと言います。

「イノベーション」は事業そのものや流通、生産プロセスなどを「革新」することです。

一方、「マーケティング」は、自社の強みを活かせるお客さまを特定し、お客さまが求める商品やサービスを提供することですが、キーポイントは「お客さま第一」ということをどれだけ「徹底」できるかだと私は考えています。

セブン&アイホールディングスは今年に入りトップが交代しましたが、同社の動きを見ていると、この「イノベーション」と「マーケティング」についてとても興味深いことがあります。

まず、「イノベーション」についてですが、こちらは、新聞などでも大きく報道されていますが、思い切った改革を行っています。イトーヨーカ堂を中心とするスーパー部門はこのところ不振ですが、不採算店を大幅に削減することを決めています。また、多くの人を驚かせたのは、やはり不振が続く西武、そごうの百貨店部門で、関西地区の3店舗をライバルの阪神、阪急百貨店を有するH2Oに譲渡するとともに資本提携を結ぶと発表したことです。好調のセブン-イレブンのコンビニ事業でもスクラップ・アンド・ビルトを徹底するとのことです。

そういった点においては、経営者が変わったことで、過去のしがらみを断ち、収益力強化に動いていることは、結果はともあれ、とても評価できることだと思います。

では、「マーケティング」はどうでしょうか。これは、これから新社長の手腕が評価されることとなるでしょう。先にも述べたように、マーケティングの本質は、お客さまが求める商品やサービスを提供することですが、そのためには「お客さま第一」をどこまで徹底できるかにかかっているからです。

 

<1店舗1日平均売上 セブン65万円vs.他社50万円台>

コンビニ業界では、セブン-イレブンがダントツの王者です。セブン&アイのグループ全体での約3500億円の利益の大部分もセブン-イレブンが稼いでいます。それはセブン-イレブンの収益力が同業他社に比べて極めて高いからです。

ご存知の方も多いと思いますが、約1万9000店舗あるセブン-イレブンの1店舗あたり、1日あたりの売上げは65万円程度であるのに対し、ライバルのローソンやファミリーマートは50万円台半ばです。毎日、各店での平均売上げが2割以上違うのです。この状況はもうずいぶん長い間続いています。

コンビニ業界では「品ぞろえ、鮮度、クリーンリネス(店の美しさ)、フレンドリーサービス」がキーポイントだと言われています。各社もそれらに力を入れていますが、その徹底の差がセブン-イレブンと他社とでは違うと私は感じています。

おにぎりひとつのおいしさが微妙ですが違うのです。それは徹底の差です。戦略的にはほぼ同じでも、徹底の差が商品やサービスに表れ、それが大きな収益力の差となっていると私は思っているのです。

 

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PRESIDENT コンビニおにぎり「セブン」の旨さは“意識高い系”の賜物

 

その徹底をさせられるかどうかは、意識の問題であることが多いのです。

私は、「コミュニケーション」は「意味」と「意識」の両方が大切だとよく講演などで話しますが、セブン-イレブンの場合、社員やフランチャイジーとの「意識」の共有がやはり他社よりも優れているのではないかと思っています。

同社では、最近まで、毎週、全国からスーパーバイザーを東京の本部に集めて会議をしていたと言います。「○○をして欲しい」「△△という商品を強化する」と言ったような「意味」を伝えるだけなら、メールなどでも伝えることは可能ですが、「意識」を伝えるには、面と向かって話をするのが一番です。

同社では、最近では会議を2週間に1度にしているようですが、膨大な費用と時間をかけて意識の共有を行ってきたのです。

意識の共有には、もうひとつ大切な要素があります。それは、伝達する人の問題です。人に話すことで意識をうまく伝えられる人とそうでない人がいるということです。

鈴木敏文さんというカリスマ経営者が去った今、以前と同じように意識を伝え続けることができるかが焦点です。それには、先に述べた1店舗あたり1日あたりの売上がこのまま他社と大きく差をつけたままで推移するかどうかに注目です。

いずれにしても、大きなイノベーションに踏み出したセブン&アイが、マーケティングに関しても今まで通り徹底できるかにどうか注目ですね。

 

2016年10月15日 プレジデントオンライン

 

書店で見かけた書籍に「まだマーケティングなのか?時代はイノベーション!」といった感じのものがありました。

 

興味喚起のためのタイトルでもありますが、これは言い過ぎです。

 

やはり、マーケティングとイノベーションの両方の変革が必要だと言えます。

 

この両方で他社に差をつければ、自ずと成果にも差がつきます。

 

また、意味と意識の点も、わかりやすい話です。

意味を伝えることより意識を伝えることが重要で難しいことですね。

 

福岡ミニ情報

 

天神中央公園で「肉」イベント 九州の肉料理店やブランド肉が一堂に

 

天神中央公園(福岡市中央区天神1)で11月2日から、「九州 肉デス。ガーデン」が開催される。

 「肉」料理が人気を集める九州のレストランや九州ブランド肉が一堂にそろう同イベント。レストランエリアでは、佐賀牛ハンバーグ販売を行う「山下牛舎」(佐賀県)や肉料理店「Akamiya COWSI(アカミヤ コウシ)」(春吉2)など約10店が出展する。

 


 メニューは、「佐賀牛100%バーガー」(山下牛舎)、「九州産 長期肥育牛50日ドライエイジング ローストビーフ丼」(アカミヤ コウシ)のほか、「ロティスリー・ランプ」(中央区白金1)の「九州産スペアリブ葡萄(ぶどう)酒煮」などをそろえる。

 九州ブランド肉エリアでは、博多和牛やおおいた豊後牛、阿蘇あか牛など九州7県のブランド肉が楽しめる「夢のまるごと九州ビフテキ」、九州の豚肉4種を使った「天国のひとくちカツレツ」などを用意。

 支払い方法は、チケット2,000円(100円×20枚つづり)か電子マネー(会場でのチャージは不可)が利用できる。

 開催時間は11時~22時(初日は17時から、最終日は20時まで)。11月6日まで。

 

2016年10月19日天神経済新聞

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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