実は、うちの嫁は凄いんです。


何が凄いかというと、多次元を生きているのです。


大阪に住んでいた頃、嫁の実家の近くをドライブしました。


「この辺に親戚のビルがあったんだよ」


と言った瞬間、


「えっ…」


いきなり絶句しました。


「ある…」


僕は訳が分かりませんでした。


「あぁ、あれが親戚のビル?」


「違う、いやそう、そうだけど違う」


「は?何が?」


「あのビルは数年前に取り壊したはずだよ、お父さんもビルがあった所は更地になってるよって言ってたもん」


「場所間違えたんじゃないの?」


「間違えるわけないでしょ、父親を馬鹿にしないで」


「いや、馬鹿にしてるんじゃなくて、ビルがあるじゃん」


「だからおかしいのよ、何で?」


妻は混乱していました。


まぁ、何かの間違いだろうと思いましたがそれを口にすると怒るので黙っていました。


「何かが変、みつおさんが言うパラレルワールドをシフトしちゃったかも」


ちなみに僕が言うパラレルワールドはそんな事ではありません。物理的に前のパラレルワールドを認識できないのです。


僕はパラレルワールドをシフトしたおかげで、本も出版できたし、今も奇跡の世界に住んでいます。


しかし、パラレルワールドを同時に認識することはできないのです。

今いる世界が現実で、もしかしたらもっと違う世界もあるというのがパラレルワールドなのです。


前の世界を想像することはできます。

パラレルワールドをシフトしなかった世界も想像できます。

その世界の僕は今も奈良の会社で働いているかもしれません。

もしかしたら工場長になっているかもしれません。


もしかしたら、自衛隊を辞めなかった僕も存在するかもしれません。

どこかの基地の班長として勤務し、定年退職をして警備会社に再就職している僕もどこかにいるはずです。


しかし、昔売り払ったバイクが手元にあるというような物理的な変化はありません。

今の世界では、バイクを売り払った過去があるからです。


過去の認識は変えられますが、過去の現象は変えられません。


だから、他のパラレルワールドの現象が今のパラレルワールドに見られることはないのです。


同時に他のパラレルワールドを見ることは不可能だと思っていたのですが…


どうやらうちの嫁は、同時に見通すことができる能力があるみたいなのです。


「そうか、たんぽぽ先生と同じだ!」


8年前にたんぽぽおじさんと、宮古島に行ったことがありました。

その時に、たんぽぽおじさんは、もう1人の自分と会ったと言っていたのです。


当時は理解不能でしたが、後から分かりました。たんぽぽおじさんは、宮古島に行くか大学に行くかで迷ったことがあり、今の世界のたんぽぽおじさんは大学に行った世界ですが、宮古島に行ったパラレルワールドもあるのです。


そのパラレルワールドの自分と会って、お互いに世の中のために動いているのを知ってお互いにウィンクだけをしたと言っていました。


たまに違うパラレルワールドを行き来できる人がいるのかもしれません。


嫁の場合は、相手のパラレルワールドを同時に見ることができるので、たまにこの世界ではありえないようなアドバイスをしたりします。


「みつおさん、上下の黒い麻の服を着てセッションしてるのが見えたから買いに行こう」


これは、まだヒカルランドから出版の話が来る1年前のことでした。


当時は支払いに追われてカツカツの生活だったのに、シャツだけで3万円もする服を買いました。


その1年後にヒカルランドから本を出版すると、1ヶ月で50人もセッションをすることになり、その服が役に立ちました。


それは僕がまだパラレルワールドをシフトする前の話ですので、嫁には僕がパラレルワールドシフトした先の未来が見えたのです。


シフトする前の世界では、そんな未来はありませんから、明らかに違うパラレルワールドを見ていたことになります。


ツインセッションをしていると、たまに相手に理解不能のアドバイスをしたりします。

その世界ではありえないようなその人の未来の話をするので、相手は戸惑っています。


僕も意味が分からなかったのですが、今なら理解できます。

僕はパラレルワールドをシフトするためのセッションをしていますので、嫁にはそのシフトした先の未来が見えるのです。


素直に受け取った人は、本当にシフトして嫁が見た世界で活躍しています。


世の中には同じ見える系の人が沢山いますが、それはその人がいる世界の延長の未来です。

嫁はその人がいる世界の延長の未来が見えるのではなくて、もっと次元が違う世界へシフトした未来が見えるのです。


それが見えるのはたんぽぽおじさんとウチの嫁だけじゃないかなぁと思います。

たんぽぽおじさんも意味不明なアドバイスを僕にしていました。


「天皇陛下の食事会に呼ばれても恥ずかしくない食べ方を心がけなさい」


一番最初に怒られたときのアドバイスです。

さすがにそれは無いと思っていましたが、もっと最高のバージョンにシフトすればあるかもしれません。


ま、当分は楽しいので今の世界を満喫しようと思っていますが、いつかはその世界にシフトしたいと思います。