フォレスター X-BREAK の標準タイヤは、ブリヂストンのオールシーズンタイヤとなる。
  ECOPIA H/L422Plus 225/60R17 99H
 

 
もっとも勘違いされるのは、スノー(雪)という刻印が、あたかもスタッドレスタイヤの代わりになると思うところだ。
日常的に積雪/凍結する環境ならスタッドレスタイヤにすべきだ。
#ちなみに、チェーン規制について、2018年に改正されたので、最新情報はググれば山のように出てくる。
 
フォレスターの実力からすれば、シンメトリカルAWDとこのタイヤで、ある程度までなら走破できるだろう。
出先での路面状況が悪化しても、安全なところまで戻ることは十分に可能だ。(戻れることが重要)
 
「M+S」とは、どのような道路状況になっても一時的に対応できる能力を示していると理解する。
 
実際、スバルの最大市場であるアメリカでは、「M+S」のオールシーズンタイヤが好まれている。
アメリカ大陸を横断するとなると、舗装/未舗装、山岳、積雪、乾燥/雨と、日本の規模では想像できない環境変化と距離になり、その実績によるオールシーズンタイヤなら、日本の豪雪以外(凍結以外の方が適切かも)なら何んとかなると思える。
 
 
自分のように登山をする者にとっても、これほど適したタイヤはない。
幸いにも、積雪するのは年数回程度のところに住んでいてサマータイヤで十分だ。
だが、年中、未舗装路や泥濘、場合によっては積雪もこなすこともある。
とは言え、その道中は舗装路がほとんどで、サマータイヤの性能の方が重要でもある。
 
もともとオールシーズンタイヤ派であったのが、新車でも選べるのは、とても幸せなことだ。
通常は、サマータイヤで何年が経ち交換時期が来たらオールシーズンタイヤに履き替えることになろう。
新車ですぐにもタイヤを履き替える資金的余裕などないからだ。
 
 
今や登山はメジャーなアウトドアになった。
車で登山口まで来て車中泊している人が増えた。
人気の山は車中泊して前日入りしていないと、駐車場に停められないこともある。
 
登山に限らず、アウトドアにはオールシーズンタイヤが適していると思うので、お勧めする。