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みつまめの現実も不思議もユニークでシンプルにいこう

あれからいつも、心の中の奥深いところに春ちゃんはいました。
龍の春ちゃんの背中に乗って大冒険を楽しみました。


こんにちは、みつまめです。


2008年に龍と出逢ったお話です。


春夏秋冬、それぞれの特徴を持った


龍との想い出を綴ってます。


今日は冬に出逢った「冬ちゃん」のお話です。


今までの春、夏、秋のお話はこちらからどうぞ


龍の春ちゃんに乗った物語


龍の夏ちゃんとのエピソード


秋ちゃんとの出逢い



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森の中での出逢いでした。


綺麗な木々が立ち並ぶ間の


木漏れ日の差す少し草地になっている場所に


龍の冬ちゃんは体を休ませていました。



冬ちゃんの鼻先の前には


大きな岩がありました。


上の方は平たくなっていて


人が何人か乗れそうな岩でした。



とても穏やかで凛とした表情で


真っ白な冬ちゃんは


ゆったりとくつろいでいました。



大きな長い体を伸ばして


しっぽの先を体の真ん中辺りに


くるんと巻いていました。



私を見て、母犬が子犬を


見守るような表情になりました。


少し目を細めて笑っているような顔です。


私はゆっくり近寄って岩の上に上り


鼻の横に手を置きそっと撫でました。



冬ちゃんは益々目を細めて


大きな口を開けて笑っていました。



とても大きな顔なので


私の手は鼻の穴に


すっぽりと入ってしまいそうでした。



よく見ると、真っ白な冬ちゃんの体は


数え切れないほどの氷の結晶で


覆われていました。



少し動くと金粉が舞うように


氷の結晶がきらきら無数に舞い散るのです。


それは、光に当たりもっと輝きを放ち


まるでダイアモンドのような美しさでした。



私はうっとりとしながら


その光景を飽きずにずっと眺めていました。


冬ちゃんもゆっくりのんびりとした気持ちで


大きな金色の瞳で私を眺めていました。



突然、頭の中に声が響きました。


「私、綺麗でしょう?」


冬ちゃんは自慢げにウィンクしながら


凛とした雰囲気の口調で伝えてきて


鼻をツンと上にあげました。



私はその言葉にうなずき


「うん、とっても綺麗!美しいね。」


お互いににっこりと笑い合いました。



その後もその場所から動かず


冬ちゃんにもたれたり


クスクス笑い合ったりしながら


穏やかな出逢いを楽しんだのです。



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冬ちゃんとの想い出も


しっかりと焼き付いています。


圧倒的な美しさでした。

「龍 イラスト」の画像検索結果


ただ、冬ちゃんとの出逢いは


夢だったのか、妄想だったのか(笑)



突然、その森の中に居たので


夢で見たのかもしれません。



氷の結晶はキラキラとした光に当たっても


解けることなく輝いていました。


触っても冷たい感覚はありませんでした。


寒くもなかったです。


一つ一つの結晶は


顕微鏡で見たように綺麗に形でした。



そして、超美形の冬ちゃんの


得意げなしぐさの可愛かったこと!


あのギャップに萌えました♡



私は春夏秋冬


全ての龍達との出逢いに心ときめき


絵本や童話のように


ファンタジーな雰囲気で覚えています。



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ずっと心の奥にある


私の大切な宝物です。


あれから8年も過ぎてしまいましたが


やっと文章にできて嬉しいです。



夢のようなことばかり綴りました。


読んで下さった方達にも


おとぎ話のように楽しんで


頂けたなら幸いです。






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