「お互いが正しい日本語を使えば、
ケンカにならない。」
秦氏一族トップの統理に教えてもらった話し。
そもそも「ケンカ(争議)」になる理由は、
「お前、こう言っていたじゃないか」
「あんた、言ってることが違うじゃないか」
「なんで、伝わらないの?」
「最終手段だ、暴力に打って出る!」
相手と自分との「相誤認識」がズレているから。
言いたいことが「ビシ」っと相手に伝わらない。
日本語じゃない言語だと、
言語が幼稚だからケンカになるのだ。
一方の日本語。
ひすいさんのYOUTUBEから。
花が落ちる様子さえも、
桜は散る、
梅はこぼれる、
菊は舞う、
牡丹は崩れる、
椿は落ちる。
色の種類も豊富。
日本語なら、
自分が「言いたいこと」がビシっと伝わる。
逆に、外国が可哀そうである。
言いたいんだよ。
気持ちは、心の中に浮かんでいるんだよ。
でも、道具が用意されていない。
この淡い感情を、何と表現すればいいか。
さぁ、日本が平和な理由が分かって来たと思います。
それは、先人たちが諦めなかったから。
数万年続く世界最古の文明・文化で、
僕らの祖先が何度も何度も試行錯誤して、
孫やひ孫のために「使いやすい道具」として日本語を開発してくれた。
だから、「かゆい所に手が届く」し
どんな「心象風景」でも相手に的確に伝えることができる。
また、日本語は口元をわずかに動かすだけで意思疎通が可能、
「表情筋」を使わない言語として有名。
韓国語や、中国語と比べても、
圧倒的に「表情筋」を使わないそうです。
たしかに・・・、
外国人と話すと、めっちゃ顔の表情豊かに話している。
感情的で、
身振り手振りをして。
顔の筋肉の何パーセントを使用して言語を話すか?
日本語が使う顔の筋肉は20%で、
ドイツ語は80%、
アメリカ語は60%。
「Rアール」とか、
ベロの筋肉めっちゃ使ってるよね。
日本人以外は、
相手の「口元を見る」そうです。
一方日本人は、口元を動かさないでも話せるので、
相手の目を見る。
「目は口ほどに物を言う。」
これは、先祖のお蔭だったのか。
ちなみに、生後7か月の赤ちゃんの頃から既に
日本人は、お母さんの「目を見る」
外国人は、お母さんの「口元を観る」
そうです。
遺伝子に組み込まれたのか、
7か月間「必死に」お母さんのおっぱいを得るために獲得した能力なのかはナゾ。
僕たちが「平和な国」なのは、日本語のお蔭。
そしてその「日本語」は、
先祖が、先人たちが、ずーっと長い年月かけて、
1つずつ心象外の風景に、コトバを当てはめて行った結果。
ただただ、感謝なのです。
↓ブログを11年くらい書かせてもらっています。
日本語で。
毎朝、毎朝、366日。
ラーメン屋さんが、死ぬほど「上手に」メンマを切るように。
看護婦が、簡単に脈数を出すように。
長くやってたら、誰でもプロになる。
僕も「日本語」という言語を、死ぬほど書かせてもらっている。
ラーメン屋にとっての「ずん胴なべ」が、
看護師にとっての「聴診器」が、
僕にとっての「日本語」なのです。
これで、毎日「はたらく(ハタをらくに)」という行為をしている。
そんな日本語が、どの言語よりも表情を動かさずに使えるように進化していて、
そんでもって「数万種類」の組み合わせで、心象風景を確実に相手に伝える。
僕が住んでる、「おもろまち」の「オモロ」は、
「心の中の言いたいことを発音する」
という長い動詞です。
オモロ草紙
は、そんな「オモロ」の数々を綴った作品。
去年亡くなった僕の叔父さん(母の兄)が県議で、
米軍から取り戻す活動を続けた「おもろまち」。
沖縄で一番新しい地名に「おもろ」を付けたのは有り難い。
数十年ぶりに会った時、
「そうか、君が今、おもろまちに住んでいるのか」
と感慨深く言っていたなぁ。
五七七ではなく、
琉歌は「ウタ」と言われ、
サンパチロク(八八八六)で歌う。
日本語よりも表情筋を使わないってんだから、
わったーうやふぁーふじは凄いもんである。
↓今日は下の2つのボタンを押す祭、
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、中学生の長女ザラメちゃん、5才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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