長男のコクトウ君は高校でロックバンドを組んでいて、
パパはメンバーを乗せてスタジオまで車で送る送迎係。
みつろう
「メンバーの皆さま、本日は何時ごろにお迎えにあがればよろしいでしょうか?」
コクトウ
「21時で」
みつろう
「ハハ~っ!おおせのままに。」
まぁ、そんなには威張ってないけど。
そのスタジオは、ボロッボロのアパートの地下にある。
周囲は再開発事業で、ピカピカのビルばかり。
先日も、スタジオのすぐ隣のボロボロのアパートが壊されて、
ピカピカのビルに。
残ってるボロアパートは、ここくらい。
その1つ道を挟んだ、
向こう側にも。
今月までの「ダンススタジオ・体操教室」がある。
ザラメちゃんが通う。
そこも、ぼろっぼろのビルの2階で、
ビルの建て壊しが決まったので、教室は退去に。
「新しいテナントを探している」らしいけど、
とてもじゃないけど、
新しいビルでは家賃が合わない。
「探して見つからなければ、閉業するしかない。」
周囲は、再開発のピカピカシティ。
このボロッボロの、築40年を超えるビルだからこそ、
「体操教室・ダンススタジオ」が入れる値段だったのだ。
そして、まだ残る音楽スタジオも。
ボロッボロの築50年くらいのビルだからこそ、
音楽スタジオがテナントとして入れる。
音楽って、貧乏な街じゃないと出来ないのかな。
高校生が4人で入って、1時間2000円。
受け付けの人件費もまかなえないから、
スタジオは無人化になっている。
「料金をここに置いてね」システム。
きっと、それでも利益なんてほぼ出てないはずだ。
ボロボロのビルに音楽は確かに似合うが、
「音楽って、貧乏な街じゃないと出来ないのか」
に、ため息が出る。
生活から一番「必要なモノ」から手前に置かれて行く。
いまだと、病院、薬屋さん。
ピカピカのビルで、ネオンまで光る。
スーパー、銀行に、美容室。
服屋、ブランド、ディスカウントショップ、ガソリンに、ラーメン屋。
ねぇ音楽って、生活から一番「遠い場所」にあるのだろうか?
まあ実際に、
最近じぶんも「音楽」を聴いてない気はするけど。
なんだか、「違う気がするんだよなぁ~」感。
音楽ができる街、貧乏な街。
それが、今のこの国の文化レベルという事。
スウェーデンでは、ミュージシャンが一番手厚く保護されていると聞く。
失業したら、失業手当が出る。
コロナだって、ミュージシャンに失業手当。
もう一回、日本の街。
手前から、
病院、薬屋、スーパーに銀行。
美容室に、マッサージ、ブランドショップに、老人ホーム。
ねぇ、音楽って「生活」から一番遠いのかな?
まぁ、そうなったんだろうなぁ。
『体操教室さん』が新しいテナントを、那覇新都心の近くで探しているそうです、
お心当たりある方は、教えてね。
■TOKYO
4月13日(土)
久しぶりの、さとうみつろう東京イベント
マグネシウム「マグちゃん」の
宮本社長と講演会。
⇒詳しくはこちら
⛺一緒に村作りしたい人
「レイビレッジからのお知らせ」
純正律カノン瞑想
■さとうみつろうピアノライブ&トークショー
日時:5月4日
場所:大分ホルトホール
何年ぶりだろう、トークショー。
5年ぶりとか?
満月会・新月会
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、小6の長女ザラメちゃん、5才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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