もうすぐ、2020年が終わる。
その前に、どうしても御礼を伝えておきたい人が居る。
今日、このブログを読んでいるかどうか分からないけど。
今年の4月ごろ。
緊急事態宣言が発出され、
日本全体に緊張感が張り詰めていた頃。
あの頃を、覚えているだろうか?
街には、だれ1人として人間が居なくてゴーストタウン。
学校もぜんぶ休校となり、
飛行機にはスチュワーデス以外は誰も乗ってなくて、
「必需品」を買うスーパーに行くことだって非国民扱い。
何より、その本人さえも「伝染ると死ぬ」と本気で怯えていた頃だから、
スーパーに行くのも決死の覚悟。息を止めて、他人に近づかない。
今でこそ「若者は軽症で済む」と知れ渡ったけど、
当時は得体のしれない””ばい菌””に、
「私も伝染ったら死ぬ」と、日本中全員が怯えていた。
SNSでは「道端でバタッと倒れている韓国人」とかの写真が流布され、
NHKでは死亡者数の数字だけが踊り、
豪華客船に閉じ込められた人たちの悲痛な叫びを聴きながら、
誰もが家の中で恐れおののいていた。
あの時期。
初恋していた人が居る。
好きでたまらない恋人が出来た、ちょうどその時期だった若者たちが居る。
日本国中、いや世界中だれもが「恐怖」の中に閉じ込められていたあの時期に、
恐怖に同調せず(だって初恋してるから)、
胸を熱くして恋人を想い、
生きることに希望だらけで、
「明日よ早く来て!」、
「未来が楽しみ!」
「もう!今すぐ会いたいわ!」、
「会いた過ぎて、たくやなんてもう死ねばいいのに!」
(???)
と未来に灯りを灯していた若者たちが居た。
どれほどTVで「恐怖」の文字が踊ろうが、
初恋の人には通用しない。
だってあいつら、たくやのことしか考えてない。
もう、「ころな」の文字も「たくや」に観えるくらいだ
(1文字も合ってない(笑))。
そんな初恋の人たちが、
あの時期の、あのゴーストタウンの中に居てくれた。
「希望の光」が人類全員から消えた時に、
この世界は終わるけど、
でも、消えなかったのだ。
あの「底辺MAX」のゴーストタウンの中にも、
希望を灯していた人たちが居たのだ。
初恋だけじゃない。
新車が届く時期だった人が居た。
ボーナスを全てつぎ込んで、
オプションでホイールもナビもつけて、
「早く来ないかなぁ~」と待ちに待った、
スズキの新型ジムニーの納車時期だった人が居た。
彼らもあの時期にワクワクしていた。
少なくとも、生きることへの「希望の光」は灯っていた。
病院に入院していた家族が、
1年ぶりに退院して、家に帰る時期だった人が居た。
ガンで死ぬとまで言われたから、もうコロナなんてどうでも良い。
ただただ「生きて」、また大切なお母さんが家に戻って来た。
抗がん剤を打ったからどうとか、痩せているからどうとか、再発がどうとか、
そんなのはどうでも良い。
待ちに待った「お母さん」が、家に帰って来た、
そんなタイミングだった子供たちが居た。
嬉しくて嬉しくて、他の総てがどうでも良かった。
1年ぶりに、パパが遠洋漁業から帰って来たタイミングだった、
そんな人たちも居た。
大っ嫌いな同僚と、LINEで仲直りしたタイミングだった人も居た。
なくしてたネックレスが、タンスの裏側から出て来た人も居た。
星空が好きで、久しぶりに澄んだ夜空に星を見ていた人も居た。
もうすぐ、2020年が終わる。
僕には、どうしても御礼を伝えておきたい人たちが居る。
今年の4月中旬ごろ。
初恋をしていた人、家族と再会した人、新車が納車された人、
マイホームを手に入れた人、
とにかく、
あの時期の街に「希望の灯り」を灯し続けてくれた、
全ての勇者さんたちへ。
本当に、ありがとう。
今、地球が回っているのは、
あなたたちの「想い」のお蔭です。
(写真は秋田のヒーロー山ちゃん)
↓誰もが「明日なんて来なくていいよ」と思ったら、どうなるだろうか?
信じられない話かもしれないけど、
観測者効果において、地球は消える。
誰かが「まだ観たい」と願っているから、そこに地球は観測され続ける。
「他者なんて居ない!」と主張するかもしれないが、
他者とはあなたの潜在意識のことだ。
(↓こちら参考↓)
4月頃、マジでゴーストタウンだったの覚えてる?
あの時期に、事務所から家に車で帰る時、
交差点で、カップルを見た。
高校生のカップルを。
その瞬間、「この子たちが、いまの地球を救ってくれている」と直観した。
そして、その足で夜景が見える丘へ行った。
多くの「灯り」が灯っていたから、
その中には、「色んなタイミング」の人が居るなと感得できた。
僕らはニンゲン、バラバラの運勢。
ある時、私が底辺なら、
その時、誰かがハッピーデイ。
ある時、その人が底辺でも、
きっと誰かに、「イイコト」が。
これからも地球には、色々とあるかもしれないけど、
「あなた」が世界を救う年だってあると思う。
ただ、初恋していただけで。
ただ、久しぶりに会えた人に喜んでいただけで。
ただ、待ちに待った新車を愛でただけで。
この街に、「希望の光」を灯し続けられるなら、
1つや2つくらい法律やぶって悪いことしたって良い。
とりあえず、今日は御礼がしたくてブログ書いといた。
4月中旬ごろ。
初恋していた、納車時期だった、マイホームを手に入れた、家族が退院して来た、
色んな「できごと」があるけど、
「生きる希望」にワクワクしていた人たちへ。
ありがとう。地球は、あなたたちが存続させました。
非力ですが、今後も、僕なりにムネアツ案件探して生きていきます。
↓今日は下の2つのボタンを押す際、
「地球を救ったのは、たくやと久美子」と言いながらポチ、ポチ↓

さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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