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「もう、六月かー。ジューンブライド・・・。
わたしも、早く幸せになりたいもんだねー。
どうにかしろよ、てめぇ。」
みつろう
「なんで、朝っぱらからキレられなきゃなんないんだい。
僕にあなたを幸せにする義務なんざー、ねぇよ。
何が不満なのさ?十分、丸いじゃん。」
「丸さの件は後でブチ切れるとして、
幸せじゃ無いんだよねー。
金が無い。名誉が無い。暇が無い。
イナイナイ、ばぁー。」
みつろう
「金もあるでしょ?
名誉もあるでしょ?
暇もあるでしょ?
脂肪もあるでしょ?
無いなんて、意味わかんないんだけど?」
「脂肪のくだりは後でブチ切れるとして、
無いんだよ、無い!!
なんでてめぇに、
『お金ならあるじゃん、まっちゃん』って決められなきゃなんねーんだ。
こっちが、無いって言ってんだい!!!
無いもんは、無い!!
無いが意味わからないなんて、バカじゃねーのかお前?」
みつろう
「この世に、無いモノなんてないじゃん?
なんでもカンデモ、既に有るっつーの!!
有るからこそ、無いって思えるんでしょ?
お金が無い?
有る「お金というもの」が無いでしょ?
有る「名誉というもの」が無いでしょ?
お金も、名誉も、暇も、既に有るでしょ?
お金という概念が無いなら、そもそも、「お金が無い」なんて言えないでしょ?
有るからこそ、無いって言えるんでしょ?」
「ん?
ちょ、ちょっと待って・・・。
ん?
いま、なんか良い感じだぞ・・・。
ひらめきかけているというか・・・。
も、もう少し続けて下さい、教授。」
みつろう
「いや、だからー、
お金っていうのを想像出来るんでしょ?
じゃー、有るじゃんお金。
名誉っていうモノが想像できるんでしょ?
じゃー、有るじゃん名誉。
何が無いの?」
「あー、なるほど。
わかった。『お金』はある。
『お金』という概念は、私の中にある。
わたしの中にあるからこそ、この世にある。
想像できている。
でも、お金が私には無い。
そういうことったい!!!」
みつろう
「お金が、わたしには、無い?
有る『お金がある私』が、無いってことでしょ?
有るじゃん。お金がある私。
お金がある私という概念があるからこそ、それが無いって思えるんでしょ?
さっきとおんなじじゃん?
もう一度言うよ、
有るからこそ無いって思えるんでしょ?
お金がある私という概念があるからこそ、それが無いって思えるんでしょ?
『お金がある私』、あるじゃん。」
「・・・そ、それと、コレとは違う。(気付いているのに気付かないふり)
お金という概念を私が持っているからこそ、それが無いと思えるのは分かった。
そもそも、お金という概念すら無ければ、
それが有るだの無いだのすら騒げないからな。
有るからこそ、無いというのは分かった。
確かに、既にある。
だけど、『お金がある私』が無いというのとは違う気がする。」
みつろう
「・・・?
まず、『概念=想像出来る事』って捉えてよ?
『お金』という概念があるからこそ、お金が無いと思える。
『お金がある私』という概念があるからこそ、お金がある私が無いと思える。
どこに違いが?」
「・・・す、すべてはすでにある!!!!
お嫁に行っている私があるからこそ、それが無いと思い込んでる!!!
すげー!!!無いモノなんて無い!!!
わたしはお嫁にイケる!!
ジューンブライドだって、あと27日残っている!!!!
キャー!!!」
あなたが無いと思っているもの、既にあります。
どー考えても、全てはすでにあります。
○○という概念が有るからこそ、それが無いとも思えるわけであって、
全てはすでにあります。
彼氏が居ない?
「彼氏がいる私」という概念が有るからこそ、それが無いって思えるんだよ?
「彼氏が居る私」はあるでしょ?
あるでしょ?
職場の人と仲良くなりたい?
「職場の人と仲良くなっている私」という概念が有るから、それが無いって思えるんだよ?
あるでしょ?
不足を感じられるという事は、既にそれがあるという証拠なんですけどっ。
最初っから無いモノなんて、無いんだよねー。
想像出来る限り、全てのモノは有るんです。
本当に無いモノがあるとしたら、無いという想像すら出来ないからね。
ということは要するに、無いモノは無いんだよねー。
既に全てがあるなんて、ワーオとしか言えないね。
ワーオ。閉店ガラガラ。(マスダオカダ、岡田)
(⇒翌日へ続く⇒)
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