【本質】を伝えるには? | 想いを言葉にのせてファンを惹きつける文章を書く

想いを言葉にのせてファンを惹きつける文章を書く

2000年から1000人以上の人物取材と原稿執筆を手がけている現役ライター&カウンセラー岡田光津子による文章と心の世界のお話

 

昨日は雑誌『ドリームナビ8月号』の取材で、株式会社人材研究所 代表取締役の曽和利光さんに「コミュニケーション力」についてのお話をうかがってきましたニコニコ

 

曽和さんはお仕事柄もあってか、とても話がお上手でわかりやすく、なおかつご自身の意見もしっかりとお持ちで、何度も「なるほど!」が脳内で点滅しておりました。

 

 

また、今、「ブログの書き方などを人にお伝えしたいなあ」と思って、いろいろと考えているところなのですが、そこに対するヒントも、盛りだくさんでありましたラブ

 

 

コミュニケーション能力というのは、大別すると4つの要素にわかれるのですが、うち2つは「ものを書く」場合には、最低限、必要なものでしたウインク

 

1つめは、

①  論理的思考力

⇒物事を筋道立ててわかりやすく伝える力。

(数学が得意な人に多い。物事をシンプルに構造として捉えるのが上手)

 

2つめが

②  概念化能力

⇒曖昧なもの(たとえば相手の感情や表情など)を読み取り、その都度適切な対応ができる力。

(国語が得意な人に多い。物事の細部にも心を配りすくい上げられる

 

 

ただね、①ってすごく大事な要素だけど、それだけだとだめなの。

概念はわかっても、本質が見えないからショボーン

 

 

 

たとえば、あなたが面接官だとして……

 

「私の強みは問題解決能力で、ストレス耐性も高く、初志貫徹することです!!」

 

って就活生に言われたら、どう感じます?

 

「……で?」真顔

 

 

って思いません?

だってね、概念は伝わるけれど、その人そのものが見えてこないんだものえーん

 

じゃあね、

ここに、それぞれに対するエピソード、なぜそれを強みにしたかなどの想いが添えられたらどうなるか。

 

「そういう人なのね~」デレデレ

その人そのものが見えてくると思うんです。

 

 

 

これ、文章を書く時も同じで、人に伝わる・刺さる文章というのは、①と②が必ずセットです

 

 

とくに私は②寄り人間なので、どうしてもそちらに重きがいってしまうんですがあせる

 

①と②とを良いバランスで、なおかつ②の部分はその方の感性・感覚を大事に、その人なりの言葉の紡ぎ方をお伝えしたいな~と、改めて思いましたウインク