2024.03.23
てんまが1年間ずっと
楽しみにしていた試合


須頭杯は、
学校がある地区の
1年生のみが出場できる試合。

てんまは、
このカップで優勝することを
ずっと目標としてきていた。


でも、
本校は人数が少ないので
2年生が1名参加。


なので当初、
優勝しても賞状等は頂けないけど
勝ったという事実は残る
って、話だった。

でも、
それが後ほど誤情報だったことが
発覚するんだけど……



1日で優勝まで決めるため
2つに分かれてのリーグ戦。

そして、
8分間のみの試合。


上位2チームが決勝トーナメント進出。
そして、
それぞれ3位・4位・5位同士が
対戦して順位が決まるというもの。


Bリーグ

第1試合目
対 府立富田林中学校



22対3   勝利🏅



第2試合
対 籐陽中学校


10対20   敗北
この日唯一の敗戦。



この日も
私の父母が試合観戦に
来てくれていたんだけど……


この2試合目の後、
実父監督に怒られるてんま。

「もうグランパ(私の父のこと)に
連れて帰ってもらえ!!」
と……


サムネイル
 
勝ちにきてるんだろ!?
1年間のこの日勝つために
やってきたんじゃないのか!?
何で途中で諦めるんだよ。
てんまがそこまで思ってないならこっちもこんなに腹は立たん!


と、コート内で叱られた。
(波平さんでだいぶ緩和されてるけど
 本気で怒られました)



てんまはその後…
「バスケットがよく分からない」
と、泣く。
「ボールを持つのが怖い」
と、メソメソする……



てんまは、
この籐陽中学校に一目を置いていて
始まる前から身構えていた。


それが、
裏目に出たようで
ポロポロボールを落とすし、
マークしている相手を
見失ってフリーにさせるし、
終始落ち着いてなかった。



そこを実父監督は見逃さなかった。



「バスケットするのが怖い」
と、言うてんま。

でも、
試合は続く……

いろいろとアドバイスして
気持ちを切り替えさせる方法を
言ってみるが
最終的には自分で乗り越えるしかない。

一皮むけるチャンス!!

実父監督も私も
伝えることは伝えたから
あとは見守るしかない。



そして、
第3試合
対 金剛中学校



30対2  勝利🏅


この時、

相手チームはレベルを下げて

試合してきた。

何でだろ〜って思っていたけど

後々謎が解ける。



でも、

てんまにとっては

檄怒りをうけた後だったから

気持ちよくプレーできて

大差で勝つことができて

試合の後は笑顔がみられたから

結果オーライ!




第4試合

対 初芝富田林中学校



24対4  勝利🏅



予選リーグ
3勝1敗で 2位通過!!
決勝で籐陽にリベンジだーーー!!!


と、思っていたけど違った〜



つづく。