②私がピルをやめた2つの理由！パリのピンクリボン運動からの気づき

ピルを服用していた理由

私は20代前半から、

トータルで10年以上ピルを服用していました。

そもそもは生理痛はほとんどない体質で、

少し腰が重たくなる程度でした。

私がピルを服用していたのは

避妊と月経周期がコントロールできるからです。

私の周りには、当時避妊してたにも関わらず

子供授かり泣く泣く中絶した友人がいました。

彼女は本当に悲しんでいて、

毎月なくなった子の月命日に

水子供養にお寺にお参りにいっていました。

そんな姿を見て、

”避妊を男性任せにしてはいけない”

そう思ったんですね

結局お腹を痛めるのは女性じゃないですか？

それなら、自分の体にしっかり責任を持とう！

そう思っていました。

今は授かりたいけど相手がいないという…

まぁ、それは置いておいて

そして、もう一つは

CAで国内国外、

早朝深夜問わず働いていたので

生理をコントールしたかった！！

というところが大きいです。

でも、

このコントロールできる！

というのが誤りのポイント

今月だけはどうしても！

例えば結婚式や新婚旅行とかね

そういう短期的なコントロールならいいと

思うんですが、

何年も服用していたため、

当時結婚して子供を授かりたいと思ったときには

生理痛がいつの間にか悪化していたんです。

更年期にも影響を与える可能性が

薬によってコントールされることに

なれてしまった体。

そして、フライトで不規則な生活、食事、

間違った健康・食事の知識で

私の体はすっかり変わってしまっていました

私の場合は、

ピルをやめてもまだ翌月に生理がきましたが

周りには、同じように長年服用していて

ピルをやめてから生理が再開するようになるまで

数か月かかった友人もいました。

そう、

薬でコントロールされることに

慣れてしまうと、

体は楽をしたいので、

その機能が働きにくくなってしまうんです。

体のことを学び始めて、

そのことを知り、

さらに更年期にも

影響を与えると知ったことで

ピルを手放す決意をしました。

これが1つ目の理由です。

といっても、

すでに私の生理痛は

本当に尋常じゃないレベルに

なっていて痛み止めも効かず、

日常生活に支障をきたすものでした

なので、当然のことながら

恐ろしくてすぐに手放すことはできず…

生活習慣・食事改善、

その他学んだ生理痛講座・セルフケア全般

知識フル動員して

（ストレッチ、筋トレ、腸活、足つぼなどなど…）

1年かけて体質を整えピルを手放していきました。

高濃度乳腺（デンスブレスト）って知ってる？

そして、ピルをやめた2つ目の理由は

高濃度乳腺（デンスブレスト）になる

可能性が高いからです。

高濃度乳腺、乳がん検診を受けたことが

なる方なら聞いたことはあるでしょうか？

”高濃度乳腺とは、

乳房内の乳腺の割合が高い状態を指します。”

私は2年に1回

超音波検査、マンモグラフィを受けていますが、

マンモグラフィでは

高濃度乳腺のため、

ほぼ乳房が真っ白く写ります

もともとの体質や30代では乳腺が発達していて

白くなる方も多いようですが、

ピルの服用の影響もあると

検査の度に医師に言われてきました。

レントゲンが白くなってしまえば、

病変があっても見つけることが

難しくなってしまいます

この高濃度乳腺傾向の方は、

超音波の方がいいと教えてもらい、

それからは超音波を優先的に

受けるようにしています。

ピルは、

子宮内膜症の治療に使われたりと
一時辛い状態を乗り越えるためには
とても有用だと思います。

けれど、

”便利なものには
必ず副作用などのデメリットもある”

このことを

“認識して、自ら選択するのと
なんとなく、で選ぶのとでは雲泥の差”

があります。

20代の頃の私も、

「生理痛もないし
コントロールもできてラッキー
副反応ある人もいるって言われているけど
特に何も変化ないし！」
そんな感じで何年も服用を続けてしまいました。
でも、目に見えない体の中では
変化が起きていたんですね。

今ピルを服用している方、
ピルを服用するか迷っている方がいたら、
ぜひ何か考えるきっかけの一つになったら