島の診療所にやってきました。
というのは、初めてペムチ浜に行ったときのブログに
「ハエをかなり大きくしたような変な虫が足に止まり、チクっとしたので見てみると完全に刺されていました何の虫か分からないし気持ち悪かったので、本日の作業終了
虫さされのかゆみ止めを塗ったら腫れはもうだいぶん引きましたが…。」
というところのこと。
実は4カ所謎の虫に刺されたのですが、そのうち2つはその後腫れとかゆみが出てきました
左膝がちょっと酷い
刺されたのは蚊の方が2日ほど早かったのに、この差
蚊の方はもうかゆみもなく治りかけています。
謎の虫の方はちょっと熱を持っていて、写真では分かりにくいですが、中心部は白っぽくなっているし、全体が固くなっています
私はかなり皮膚が弱いので、虫に刺されて何度も化膿して病院に行っています
部分麻酔で膿を出したり抗生剤を飲んだり…。
今回もその可能性があると、ちょっと危機感を感じたので思い切って
こちらにお世話になるのは2度目(笑)
前回は風邪でダウンしたときでした
さすが離島…
聴診器をぶら下げた先生らしき人が入り口に立っていて、患者らしき人と話しています
こういう僻地にはだいたい若い先生が派遣されるのでおそらく先生だろうと分かりました。
普通ならまずは受付で保険証出して問診票を書くのですが…
先生「どうされたんですか?」
私「変な虫に浜で刺されて腫れてるんです薬局もないし、以前化膿したこともあるので来ました」
で、患部を見せると…
先生「あー、これくらいなら普通の刺された範囲ですねー。特に化膿とかはしてませんよ。」
私「(少し安心)そうなんですか!?良かったです」
先生「病院で処方する薬は市販のムヒ的なやつの成分を少し多くしただけですから。」
私「はい…。あ、今持ってます」
といって先生に見せる。
先生「あー、この成分はステロイド系も入ってるし、これで良いですよ。何回でも塗りまくって~」
で、終了
手に持っていた保険証を財布にしまい、
「ありがとうございました」
そして島のオバァもやってきて、診療所の入り口でみんなでプチゆんたく。
話題は
どんな虫だったのか
私「ハエの一回り大きくて灰色っぽい色でした」
受付の女性「あー、それはアブラパーだわ。人の体のアブラに寄ってくるハエ。パーというのはハエって意味なの。畑や浜に多くてよく刺されるよ。とっても痛かったでしょう!?」
私「ハイっ!チックーとして、めっちゃ痛かったです
4カ所も刺されたんですよ」
受付の女性「かゆみも腫れもかなり出るからねー。でも大丈夫だから」
そんな虫が居たのか…
私、虫によくまとわりつかれるので…
虫に好かれたって嬉しくない
窓口で診察終了だなんて(泣)
前回もですが、島の診療所はとにかく薬を出してくれません。
基本的には自己治癒力という治療方針です。
島では家の内装・パンク修理等…都会ではプロに任せることも結構自分でしないといけないということは聞いていましたが、病気や怪我も基本的には自力です。
これも知っていたものの、いざ自分の身になると辛い
薬ですぐに治したい私にとっては本当にきついのです
かゆいかゆいかゆい