こんにちは、波野 翠月(はの みつき)です。

 

 

  ゲシュタルト療法にふれて

学んで!となると、そこまで学んでないやろ!と

ツッコミを入れられそうなので

ふれてってことにさせていただきます。

 

ゲシュタルト療法に出会ったのは多分、ヒプノセラピーを開業する前

まだキャリアコンサルタントだったころくらいだったように思います。

有名な先生です。

今でもバリバリ現役の方です。

 

そこからハマって2年以上は頻繁にワークショップでゲシュタルト療法を受ける側でした。

 

私が初回に参加したワークが事例として本に掲載されました。

 

海外の方のワークショップにも何回か参加しました。

 

このころはワークショップに参加のたびにワークを受ける側、

クライアントを希望していましたね。

悩みは尽きない?

何かを得たい?

スッキリして帰りたい?

なんていうかいい意味でも悪い意味でも貪欲な感じでしたね。

 

そのあとは東京に引っ越しして、また別の有名な先生の講座を2年続けて受講しました。

この時も初年度はクライアントを希望していましたが

2年目からはどんどんと相談することもなくなってきて

観察者やセラピストを体験したい気持ちが強くなっていました。ニコニコ

 

ゲシュタルト療法でまず私が得たものは

“今、ここ”という感覚と

“未完の完了”でした。

 

“今、ここ”という感じはこの時に体得できたものだし、

ヒプノセラピーでも大切にしている

“今、ここにある”感情や体の感覚もここで身についたものだと思います。

 

“未完の完了”

これは今では完了させねばならないっていう感覚はないです。

 

ゲシュタルト療法に触れた最初のころは、“未完の完了”はせねばならないとかしたほうがいいという考えが強かったような気がするんですが、そうでもないんだなぁということに気づきました。

 

自分の内側が変わったことで受講したい先生が変わったことも影響しているように思います。

 

まず、気づいて、それをどうしたいのか?

そんな感じに変化しました。

 

2年目に講座を受けて

人のワークを観察して自分の中に起こっている感覚に目を向ける

そんな風に変化していきました。

 

2年目が終わって、卒業の感覚があったので3年目の講座は申し込みませんでした。

 

今思えば、人のワークを観ることよりも自分を観るだけで十分だ!

と言おうか、それしかない!と感じたからかも知れません。

 

ゲシュタルト療法でよく使わる『エンプティチェア』という方法があるのですが

人にやってもらうのではなく自分でワークするのにはすごく役に立ちました。乙女のトキメキ

 

自分の感情や感覚を目の前の椅子において対話するだけで

客観的に対処がしやすくなりました。

 

今は『エンプティチェア』は使ってはいませんが、

違う視点で物事を観るということはこの辺りからうまくなったんではないかなと思っています。

 

今は違う視点っていうと、どちらかというと

創造主の視点ってことになりますけど。

 

いろんな経験をして“今、ここ”の自分がいます。

無駄なことは何もない!

ムダ上等!

ムダ万歳!

 

なんて素敵なんでしょう虹

波野 翠月