🌙恋は月夜に香る

月を見ると
思い出す恋がある。

もう二度と戻らないのに
匂いみたいに
記憶だけがふっと蘇る。

そんな
記憶を綴っています。


毎夜21時台に更新中!


※ほぼノンフィクションですが
少し手を加えています

※noteで先読みできます

 

 

蒼井美月(あおいみつき)

 

▪️過去3000本以上のコラムを執筆

▪️現在もフリーライターが本職です。

▪️ライター業では書けない、血の通った文章を書きたくてこのシリーズを書き始めました。

 

 

 

 

  【猫の匂いがした彼】

 

登場人物

亜希:18歳

ケイ:22歳

 

 

 

 

 

「ケイ・・

本当にごめんなさい・・・

ゆるして・・」

 

 

「クソっ!!!」

 

「なんでなんだよ!!!」

 

 

 

「おまえ、逆だったら

許せんのかよ!・・・

 

 

 

「お願い・・一緒にいさせて・・」

 

 

 

30分ぐらい車で走り・・

付いたのは海の駐車場だった。

 

 

 

 

「降りたら?」

 

「イヤ・・」

 

 


「嫌だじゃねえんだよ・・」

「オレに手間をかけさせんなよ・・早く降りろって・・!」

 

 

動かない私に

しびれを切らしたケイは


運転席から降りると

助手席のドアを開けた

 

 

 

「どうぞ〜・・

おひめさま・・
ほらエスコートしてやるよ・・・

降りろって!!!」

 

 

 

 

 

駐車場にへたり込みながら

 

 


泣いて・・

謝って・・謝って・・許しを請う私・・。

 

 

それしか私が使う術は無かった。

 

 

 

ケイは眉間にシワを寄せながら
鋭くわたしを睨みつけ・・・

 


 

 

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