先日「恋とはどんなものかしら」を書いて、昔のことを思い出しました。
(下に、N君とか、C君とか、出てきますが、名前と関係ないです)
新卒で、入った会社で、私はプログラマーになった。
文系でも、勉強したことなくても、経験なくても、OKよ、だって研修するからね
ってことを丁寧語で言われた。
研修のビデオがさっぱりわからんかった。
研修終わって
「新人向けに、短いプログラムない?」
「そんなの、私がやっちゃったよ」
「新人にはちょっと難しいのしかないよ」
それをなんとかCOBOLでコーディングして、テストしたらずーっと終わらない。
「永久にループしてるんじゃ?」と、一緒にテストを見守ってくれた同期の同じ課のN君が強制終了した。
「プログラムを組んだことのない人に持ってくる仕事じゃない」
N君優しかったのねと思い出した。
仕事ってなかなか都合よくはいかないものですよね。
それに、行きたくなかった教習所に行かねばならなくなって、路上教習中に、ぶつけられたり、入院して、しばらく休んだり。
翌年には十二指腸潰瘍になってやっぱり長期に休んでさんざん。
三年目に実力も伸びなくて悩んでいたのです。
ところで、(今は旦那その頃は)彼氏に、一緒に見てとお願いされ、コンバットとか、戦争映画とかレンタルして見ていた。
しかも、私はなぜか昔の西部劇がマイブーム。
映画の話をC君とよくした。
コンバットの軍曹がやさしいとか、感動したとか言うとびっくりされた。(今は内容を思い出せません)
「森野さん、(ペンネームで本名ではありません)あなたは女にしておくのは惜しいと言われた。仲間って感じで気にいってた。
C君が後輩に、
「森野さん、西部劇が見たいんだって」
って言うと、
「ウソ~」と言って後輩はゲラゲラ笑っていた。
今ならなんとなく、わかるけど、人の趣味を大ウケするのが実に不思議だった。
で、二つの前提があって、やっと本題です。
仕事がどうも合っていないと思っても3年は頑張るべきだと思っていた。
でも、3年目に入って、転職して頑張ったほうが良いのかと悩んだのだ。
C君は思いやりのある人で、
「何か悩んでるんでしょ、話してみなよ」
と言ってくれた。
情けない悩みだと思ったので、ためらったが、相談してみた。
「自分は、仕事に向いてない気がするんだけど、もう少し頑張ってみようかとか、転職すべきか、わからなくなって」
ということを、ウジウジ、ウザウザ要素満載で話した。
「なんだよ、さっきから聞いてりゃあ、ウジウジウジウジしやがって、男らしくないぞ!」
私があんまり暗いから、C君は私を笑わせてくれようとしている!
私はニコニコしながら、
「私は女だから男らしくある必要はないよ~」


そしたらC君はしまった
という表情になり、固まってしまった。ねえねえと話しかけても何も答えられなくなってしまった。
C君は私をキズつけてしまったと思ったのかも。
ええええマジで間違えたのか..
アーミースタイルで出勤しているわけでもなく、むしろスカートはいて、髪を伸ばして女らしい格好していたのになあと不思議でした。
コンバットを視ているのは彼氏の影響だと伝えていれば、違ったと思う。
なぜか、言ったことなかった。
彼氏が婚約者になり、会社をやめました。
しばらくして転職しました。
定時で帰れる時も多かったけど、忙しいと、終電で帰ってたんですよね。
納期ありとなしでは極端に違いました。
女性の先輩は会社に泊まったら仕事が終る気がするんだけどと、よく話してました。
なんのホラーやねん