意思疎通がとれなくてもその人の【希み】を叶える | 看護師ママMitsukiの日記

看護師ママMitsukiの日記

♦︎小高い丘の上にあるホスピスで現役看護師
♦︎看護系大学院修了(がん看護専攻2020.3)
♦︎看護師として、患者さんやご家族とのやりとりの中で学んだことを書いてます!
♦︎2019.10に女の子出産。ママとしての記録も追加

ハイタイ♪
Mitsukiです。

自己紹介はこちら🍊


がん患者さんの中には
意識疎通を図るのが
難しい方がいます。


認知症
せん妄
肝性脳症
妄想
看取り期の意識混濁


意識疎通が図れない原因は
様々ですが


終末期の中で多いのは
せん妄です。



鎮痛剤の内服にしても


痛いのか、痛くないのか
今は飲むタイミングなのか?


なぜ、飲みたくないのか?


自身の身体的状態を
認識すること


それを伝えること
そして、それを拒否すること


ケアを実践していく上で
大事なことが


確認できないことが
まま、あるんですね。


その場面しか
見えていない時って


鎮痛剤を飲ませることに
必死になるあまり


その人の【なぜ】


目を向けることが
できていないことが多い。


そんな時に
見るべきことは


この人のが
どんな人生を辿っていたのか?

一見、
鎮痛剤を飲むことと
なんの関係があるの?


という問いかもしれません。


しかし、
その人の背景(人生)にこそ
薬への拒否の意味が隠れていたり


その時の問いに
答えられなくても


昔のことは
覚えていて


実は、そこを
聞いてほしかった


解消されていない
思いがある


ということも
少なくありません。


話の中から


ご家族との確執


働き盛り、人生でいちばん
自分が輝いていた頃のこと


亡くなった
旦那さんとの思い出


話すと、
いろいろ出てきます。


そして、
これまでの表情とは
ガラリと変わるのです。


そうして
信頼関係を築くことで
看護師が必要と思うケアを


受けてくれるように
なることもありました🌿


全身状態的に
話せない状況にあるならば


カルテなどから
【生活背景】を読み


その人の人柄や人生を
想像しながらケアに
あたることもあります。


ケアの実践はその人の
人生そのものを見る
ことだなと思ってます。


そうすることで
ケアという技術的なこと
だけではなく


【あなたのことを理解したい】
という想いも伝わり


相思相愛なケアの実践に
至ると思うのです。

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私の身内の近況もちらっと。


大腸がん(ステージ4)
2回目のオペから
1週間です。


オペ後回復は順調で
昨日から3分食を食べてます。


うちの両親を見ていると


苦痛なき状況は
がんのステージに囚われずに
過ごすことができているなぁ。


久々の安堵の表情


看護師として
この状況を保てるような
ケアをしていきたいと思うものです。


今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございます🌻

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