学校にも行きたくないと言って休んだ日もあり、
その不安定のまま夏休みに突入。
部活は、最初の何日かは行ったものの、
行く直前になっての行きたくないが始まり、
友達と一緒に行く約束も守らず休んだり、
試合の荷物を預かってきちゃった時は、
最寄駅の階段に置いてきてしまったり、
最後には練習着を着ることもなく、行く気がなくなってしまいました。
始めは無理やりにでも行かせようとしていましたが、
もう無理やりはきかなくて、
仕方なく諦めてしばらく休むことにしました。
部活に行かないのだから、代わりに勉強をするように言いましたが、
それも嫌がり、結局私が仕事に行ってる間何もやってなくて、
家の用事、洗濯物を干すとかを頼んでも、
何もやってくれないし、
しまいには、やってないのにやったと嘘をつき、
そんな自分が嫌になって、夜に飛び出そうとしたりも。
とにかく、鬱状態だったかもしれません。
夏休みの宿題が終わってないと、それを気にして学校に行きたくないと言わせないように、
なんとか大体は終わらせました。
でも、学校初日、やっぱり行きたくなかったようで、なかなか制服にも着替えず、
私は、小学校の旗持ち当番だったので、
息子より先に家を出たのですが、
旗を持ってるところに息子は一向に通らず、
まだ家にいるのかと思えば、家にいない!!
カバンはある。
家にいる?
探してもいない。
靴は?!
クロックスがない。
自転車はある。
携帯はある。
カギがない。
これは学校に行きたくなくて、また逃亡したらしい。
もう、どこ探していいかわからないし、
とにかく、もう学校は行けないから、
学校に連絡。
多分近所をうろついて、遅くともお昼までには帰ってくるだろうとは思ったし、
探す当てもなかったから探しても無駄だとは思ったのですが、
一応、近所を探してみました。
まぁ、見つかるわけがなく、
帰ってきたら、息子の自転車がない!!
一回戻って、自転車に乗ったか。
それじゃ、ますます探しようがないわと思って、
家でなんか食べようと思ったら帰ってきました。
ドアががちゃっと開いて、ママがいることに気づいたみたいで、すぐに入ってこなかったのですが、
もう学校行かなくていいから、入んなと促し、
トウモロコシあるから食べようというと入ってきました。
いきなり核心には触れず、学校にも電話せず、
まずはトウモロコシを食べて落ち着きました。
そんなデリケートな時間に、ダンナから電話があり、息子と話したいとかごちゃごちゃうるさいから、今は無理!と言って切りました。
まったく、タイミングが悪いヤツめ。
それから落ち着いて別の話をしながら、
徐々にどこに行ってたのか聞いて、
学校に連絡しました。
一先ずその日は休みを取って、色々話もしました。
担任が息子と話したいから、うちに来てもいいかと言ってましたが、息子は拒否。
でも、なんとか説得して、来てもらうことを承諾。
夕方先生と話しました。
自分からはあまり話してくれないのですが、
こちらの予想を交えながら、学校にいけない理由を探りました。
私の予想通り、部活のことで気まずく、サッカー部の人に会いたくなくて、学校にも行けないんだと、本人も認めました。
じゃあ、どうして欲しいかと言えば、いざこざが起きる前のように戻りたい、
夏休みのことをいろいろ責められたりするのが怖いとのこと。
担任から、部活の先生にお願いし、サッカー部のみんなに、何もなかったように、普通に接するように言ってもらいました。
サッカー部のみんなも、息子に戻ってきて欲しいと思ってることや、みんな心配してることを聞きました。
息子が怖がってるのは、最初の1回だけのことであり、それさえ凌げばもう平気になるんだから、
さっさと部活のことは解決するために、
学校に行って、部活の先生と話そう!と説得したのですが、ダメでした。
次の日、やっぱり学校に行けず、
朝、行きたくないという気持ちのせいで下痢になり、行きたくないとうずくまる息子。
仕方なく、学校に連絡。
担任からの折り返し連絡を待っていると、
ピンポンと。
担任が迎えに来ました。
でも、とてもじゃないけど、無理やりでも連れて行ける感じじゃなかったので、
私だけ話して帰ってもらいました。
そして、また説得。
今度はちょっと違った感じで、
あなたを責めた2年生は、きっと3年生が抜けて、
自分たちが一番上だと思って、
ちょっと偉そうにしてしまったのかも。
でも、中学からは、1年でも上なら先輩だから、
それは仕方ないこと。
ただ、部活に来れなくしたり、学校にまで来れないほど、あなたに嫌なことをしたのなら、
それは先生から怒られてると思うし、
2年生も失敗しちゃったと思う。
先輩とはいえ、1つしか違わないのだから、
まだまだできないことも色々あって、
失敗することもたくさんある。
あなたが失敗したことも許してもらうには、
相手の失敗も許してあげないとね。
そして、その失敗を理解して、
2年生はあなたに謝りたいかもしれないし、
また一緒にサッカーやりたいかもしれないし、
元に戻りたいと、相手も思ってるのに、
あなたが学校に行かなければ、
あなたもずっと解決できずにモヤモヤするけど、
あいてもずっと解決できずにモヤモヤしてることになる。
みんなが元に戻りたいのに、
あなたが学校に行かずにいたら、
誰もこの状況から抜け出せなくて、
解決できない。
だから、学校に行って、あなたも、みんなも、
この問題を終わらせないといけない。
まずは学校に行って、先生と話そう。
もうこれは病気だから、薬を飲まないと治らない。
薬を飲むというのは、学校に行くということ。
このままときが流れても、何も解決にならず、
ただ無駄に苦しい時間が続くだけだよ。
などなど、朝仕事に行く前に話しました。
すると、ようやく学校に行くことに頷きました!
私は仕事に行き、帰ってきたら一緒に行くことにしました。
夕方から先生から連絡があり、
テストの範囲表もでましたが、どうしましょうか?とのことでしたので、
今日の18時頃、息子と一緒に行きますので、
出来れば部活の先生とも話したいです
ということで決まりました。
とはいえ、行く時間までにまた怖気付いて、
いざ行こうとしたときに、やっぱり行かないと言ったらどうしようと思いましたが、
気持ち変わらず、一緒に学校に行くことができました。
つづく