面談で最近の右京について聞きました。
勉強の面では割りと良くできている方で、
進んで手をあげて発言したり、
授業にも興味を持って参加しているとのこと。
一年の時の担任なんで、一年の時と比べるとできることが増えてると。
ただ、生活の中での細かいトラブルがいくつか。
中休みのドロケイとか、逃走中ごっこをしてるときに、
右京がルールを守らないとか、途中で勝手に居なくなったりしちゃうとか、ぶつかっても謝らないとかで、
仲間に入れてもらえなかったりした。
グループで取り組む時とか、手遊びが止まらなくて、女子が困って先生に訴えた。
教室の机や椅子の足についてる緩衝材のテニスボールが、たまにはずれて落ちているが、
ボール好きで、サッカー好きな右京は、見つけたら蹴って遊んでしまう。
その時、周りの友達にぶつかって、しかも謝らなかったり、掃除の時間なのにいつまでも蹴って遊んでたりして、苦情がきた。
落とし物はひどくて、落としても気づかなかったり、気づいてもすぐ拾わなくて忘れるのか、いつも机の回りに物が落ちていて、
外に持っていった筆記用具も落としていて、拾った人が先生の机に届けてくれるらしい。
給食当番も、片付けの時に、自分が給食当番であることを忘れて遊びに行っちゃったことが数回。
手が出てしまったのは、最近一回あって、
話し合いで意見が二分してしまい、その日は決まらなかったとき、
自分と反対意見だった一人の子を叩いてしまったらしい。
先週のことだと聞いて、さっそく本人にどうやって叩いたのか聞いてみたけど、
覚えてないのか、答えはなかった。
怒られてる雰囲気で萎縮して言えなかったのかもしれない。
やられた子の話だと、胸の辺りを殴られたそうだが、
そんなとこには、やってないと本人は言うが、じゃあどこをどうやったかは言ってくれなかった。
衝動的にやってしまい、ホントに覚えてないのかもしれない。
遊びの途中で友達にぶつかったことも、覚えてないらしい。
気づいてないのか、気づいてもスルーしてしまい、記憶から消えるのか、
正確にはどっちなのかは、本人にしかわからない。
謝れないのは、人間関係において本当に致命的であり、
親として何百回にとどまらないくらい注意してるし、私自身も、謝らないことが腹立たしく思うから、
みんなの気持ちがよくわかる。
わざとじゃないから謝るもので、謝らないとわざとやったと思われる。
そして、嫌われる。
子供が嫌う理由なんて単純ですからね。
私が心配なのはそこであり、
この3~4年が山場かと思う。
まだ修正が聞くころ。
これが5~6年になったら、完全に浮いてて、ハブにされる。
更には、中学での壮絶ないじめに発展するかもしれない。
中学が一番怖いけど、今のうちに薬で改善できれば、希望は見えてきそうに思う。
先生は、一年の時と比較して、手が出てしまったのも今のところは1回だけだし、
大きなトラブルも今のところはなく、穏やかに過ごせているとは思うが、
今起きている小さいトラブルは、つもり積もって大きくなってしまうことは確かに考えられるから、
まだ大きなトラブルが起きてないうちに、薬で手を打つのも、有効ではあるかもしれないが、
先生から薬を勧めることはできないので、任せるとのことでした。
私はやっぱり薬を希望しようと思う。
副作用で、本人が嫌がるかもしれない。
それ以上の効果を実感出来るかもしれないし、
効果はないかもしれない。
どう出るかは、やってみないとわからないから、やってみたい。
合わなければやめればいい。
もし、めっちゃ高額だったら、続けられないかもしれないし、
それでも続ける価値を見いだせるかもしれない。
学校や先生に理解や支援を求めることはできても、
子供たちに理解してもらうのは難しい。
いくら障害があるとはいえ、やっぱり謝らないのは許せないだろうし、
一緒に遊びずらければ、遠慮なく断るし、冷たい言葉もいい放つ。
そういう子供社会をのりきるには、
大人のサポートだけではどうにもならないこともある。
自分で乗り越えるには、今はまだ未熟だから、手助けとなる薬があるのなら、頼ってもいいかなと思う。
それで、いい方向に向くなら。
右京はグレーゾーンであり、理解者の中では問題なくやれる力は持っている。
勉強も、私が丁寧に根気強く教えて、
割りとよくできている。
この前は、得意な理科と算数で、テストで100点を取り、喜んで見せてくれた。
名前の字が汚かったのがマイナスだけど、勉強内容はよく理解できているようだ。
苦手な国語も、漢字は前よりよく覚えていて、正答率が上がってるとか。
今は、戦争や平和についての本探しで悩んでいるらしい。
本が決まったらまず読んで、その本の紹介をするという段階まで進まないといけないのに、
右京はまだ本が決まらないで進んでないらしい。
一度決めて持ってきた本が、冒険とかの全然関係ない話の本で、却下されて、まだ決めかねてるとか。
一応、平和についてとは、具体的にどういう話とかは、例をあげてくれているようだけど、
まずはたくさんある本のそれぞれが、どういう話の本なのかを、すぐには見極められないんじゃないかと思う。
読んでみるのもめんどくさくて、これでいいや!って思って選んだのが、たまたま全然違って、また探すのも面倒で決められないんじゃないかな。
だとしたら、さっさとこっちで選んで、その中から選んでもらわないと、いくらまっても無駄かも。
下手したらこのままこの課題をスルーしかねない。
時間切れで終わるのを待ってるかもしれない。
そうはさせないぞ。
仕方ない。土曜日の練習のあと、図書館で一緒に選んでやるか。
今までいくつもの課題をやらずにきて、未提出で終わってるものも数知れず。
無くしたとか、忘れたとか。
特に図工は。
国語も、不明な、まっさらなプリントがよくあって、
これは何をするものなのか聞いても、わからないという。
わからないで済ませることに慣れてきて、なんの罪悪感もなさそうなのだ。
わからないことは聞いて、一つ一つクリアしていくのは、当たり前のことなんだけど、今までできてなかったから、
これからは出来るようにしたい。
先生が割りと好評価だったのは、一年の時との比較であり、
去年の問題を知っていて、年度始めの面談で、色々お願いしたりして、
先生も気構えてたからだと思う。
でも、先生の注意の仕方も、端的に、うきょうがわかりやすいようにしてくれているようだし、
手遊びも容認してくれているし、
かなり理解もしてくれているから、
いい方向に進んでるのかもしれません。
それはとてもありがたいのですが、子供たちにどう理解を求めたらいいのか。
もし薬が効かなかったり、右京が飲みたがらなかった時に、
新たな試練となりそうです。
必ずしも薬に頼らず、そこは乗り越えたいと思います。
また色々考えます。
経験談など、情報があったら是非お願いします!
長文、最後まで読んでいただきありがとうございました。m(__)m
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