従姉妹で思い出したけど、私には父方の従姉妹のアサミちゃんもいた

昔少しブログに書いた気がする

私より4つか5つかそれくらい上で、遠方に住んでるのでお盆とお正月にしか会わなかった

民謡か何かやってる子で、大会で賞を取ったり

なんだか絵も上手だったようでその絵が何処そこに飾られたりと、とにかく才能豊かな子のようだった

民謡の関係で地元のテレビ番組に映ったこともあったようで、アサミちゃんを溺愛する祖父はその番組のビデオテープを毎日のように見返してた

近所の人にまで見せて自慢していた

父方の親戚たちが我が家に集まると、もうアサミちゃんが主役って感じ

アサミちゃんもそれを理解してるのか努めて大人に好まれる振る舞いをしているなと私は子どもながらに感じていた

明るくはきはきとして礼儀正しく、でも子どもらしい発言もしてちゃんと笑いも取る

完璧すぎない自分を上手く演出していたように思う

「演出していた」なんて言い方したら感じ悪いか…

私がただそう思ってたってだけなんだけどね(^_^;)

ただ大人たちの前では私にもたくさん話しかけてくれて遊んでくれたりもするのだけど

いざ二人っきりになるとスイッチが切り替わったかのように口調がトーンダウンして、私を放って本を読み始めたりするような子だった

今思えばいろいろ無理してたんだろうと思う

とにもかくにも、そんな才能豊かなアサミちゃんと、昔から整った顔立ちで頭の良いYちゃんが私の従姉妹なものだから

母はしょっちゅう彼女たちと比べては私を詰った

あんたはパッとしない子だ、頭が悪い、愛想がない、可愛くない、お父さんに似て地味な顔だ、などなど…

いいところが一つもない、アサミちゃんかYちゃんと交換したいわと言われたこともあった

昔から背が高く痩せて青白い私は「もやし」だとか骸骨だとか

病人みたいでみっともないと散々母から言われ続けてきたのだけど

アサミちゃんのお父さんだったか、もう一人の伯母の旦那さんだったかが、私におそらく悪気なく「みつきちゃんガリガリじゃないか。ちゃんとご飯食べてるかい」みたいな事を言ってきたときがあって

そのとき母は、失礼だ!と烈火のごとく怒り出した

私が侮辱されたと感じて怒ってくれたのかと思ったら

あとで母から「私に恥かかせて。ご飯をあげてないと思われたじゃないの!」と怒られた

ああ、そっちかぁ…と

それから1週間くらいは死ぬほど食べさせられた


結局何もかも母との苦い思い出に集約されてしまうんだけど、そんなふうに育ってきたからか私は自己肯定感が低い

自分の事が嫌いだし、憎い

価値がないと思う

R君のセフレになったときは、悲しいけれどモノ扱いされるのは当然のことで、物として必要とされるだけマシだとさえ思った


親になる予定のない私が言えることではないけども…

親なら、子どものありのままを愛してあげてほしい

いい子だからとか、優秀だからとか、そんな条件付きの愛じゃなく

ありのままのその子を認めて受け入れてあげてほしいと思う

私が親ならそうする

だって一生歪む

大人になっても自分を愛せず自分を傷付けることばかり考えてしまう


アサミちゃん元気してるだろうか

幸せに暮らしてたらいいな


なーんか結局寝られなかったな(^_^;)

微妙なお天気だけどKちゃん起きたら3人で買い物行く