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 俳優の渡辺謙(52)が、12月放送のテレビ朝日系主演ドラマ「愛・命~新宿歌舞伎町駆け込み寺~」(放送時間未定)で、妻で女優の南果歩(47)と2005年に結婚後初めて共演することが8日、分かった。劇中でも夫婦役だが別居中という設定で、神戸ロケでは役作りのために“別居生活”を送るなど、互いに役者魂を見せつけた。



 05年12月に結婚して以来おしどり夫婦と呼ばれる2人が、別居中の夫婦役で共演する。



 同作は、虐待や家出などのトラブルで警察や行政に頼れない弱者のために東京・歌舞伎町に「新宿救護センター」(通称・新宿歌舞伎町駆け込み寺)を開設した玄秀盛氏の実話の物語。南は、秀盛(渡辺)が事業で借金を背負ったため2人の子供を連れて離れて暮らす妻を演じる。



 一見、夫に無関心に見えるが、実は彼の性格を誰よりも理解し、身を案じている役柄だ。



 共演は、2人が結婚するきっかけとなった03年1月放送のテレビ東京系「異端の夏」以来、約9年ぶり。今回は、演出を手掛ける石橋冠氏との仕事を望んだ南が「どうしてもやりたい」と希望。制作側も実生活で深い信頼で結ばれる2人なら役の複雑な絆も表現できると確信し、実現した。



 石橋氏は、渡辺が主演した一昨年放送のテレ朝系「刑事一代」も演出したが、南は撮影を心から楽しんでいた夫の姿を家で見て、石橋氏に興味を持ったという。



 撮影では、役作りのため互いに必要以上に接触せず、現場入りも別々にするなど本気モード。



 神戸ロケの際、制作側は渡辺夫妻の宿泊先としてホテルの同じ部屋を用意しようとし、渡辺も「別に一緒でいい」と考えた。だが「彼女に『何言ってるの! 仲悪い夫婦が一緒に泊まるわけないじゃない!』と怒られまして…(笑)」と渡辺は告白。その日は結局日帰りにしたほどだった。



 共演について渡辺は「同じ家の人間が同じ台本を読み、それぞれが役について考えながら、同じ時間を過ごすことは初めての経験。妙な感じでした」と振り返る。



 信頼し合う2人の共演は、作品のリアリティーをより高めそうだ。



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