ニンテンドー３ＤＳ 新たな顧客獲得に自信…任天堂社長

見つけちゃった情報スタート

拡大写真

新型の携帯ゲーム機「ニンテンドー３ＤＳ」について話す任天堂の岩田聡社長＝大阪市内のホテルで２０１１年２月２６日

　任天堂の岩田聡社長は２６日、毎日新聞のインタビューに応じ、裸眼で３Ｄ（三次元）映像が楽しめる新型の携帯ゲーム機「ニンテンドー３ＤＳ」について、「驚きの伝播を起こし、人と人をつなぐことができる大きな力がある」と話し、ゲーム機にとどまらない新たなコミュニケーションツールに位置づけた。初日はほぼ完売し、スマートフォン（多機能携帯電話）に押されがちなゲーム市場で巻き返し、新たな顧客獲得に強い自信を示した。【聞き手・宇都宮裕一】



　－－３ＤＳはどういうゲーム機ですか。



　◆３Ｄはかなり長い年月をかけて取り組んできたテーマ。過去に開発がうまくいかなかったりしたが、ついに顧客に受け入れられるチャンスが来たと思って提案した。顧客が周囲に見せ、テレビでは伝えられない３Ｄの魅力が伝わっていくと、驚きの伝播が起こる。任天堂のハードで最もたくさんのソフトを詰め込んだ。写真は撮れ、ゲームはいくつも遊べ、「すれちがい通信」（近くにある他の３ＤＳと自動的に無線で情報をやり取りする）の機能もある。３ＤＳは人と人をつなぐ大きな力がある。あまりゲームになじみがない方でも楽しんでもらえ、持って歩くだけで交流できるのが３ＤＳの価値。



　－－スマートフォンなどのライバルをどう見ますか。



　◆ライバルは何々という発想をしていない。携帯電話でゲームが出来るようになり、同じことしか出来なければゲーム機に未来はない。かつてＤＳだけで出来たことが他の端末でも出来るようになり、ＤＳだけで客を驚かせるのは難しくなってきたから新しいハードを作った。他の機器でできない体験を提案している。



　－－価格（希望小売価格２万５０００円）が高いとも言われてますが、販売目標をどうみていますか。



　◆販売目標の数字は言わない。提供できる体験に見合った価格と考えている。日本で最も売れたゲーム機ＤＳ（３２６０万台）より、体験したことがある人は上回る可能性があると、野望を持っている。



【関連記事】

任天堂：裸眼で楽しむ「３ＤＳ」２６日発売　６年ぶり刷新

任天堂：３年連続減益　１０年４～１２月期

任天堂：「３ＤＳ」予約受け付けスタート

任天堂：３ＤＳ「驚きの伝播を」　岩田社長、巻き返しに自信

経済ナビ：業績も飛び出る？　任天堂３ＤＳ、あす発売　６年ぶり刷新で攻勢へ

「この記事の著作権は毎日新聞 に帰属します。」




ほぅ










品揃え最大級の楽天で探す　→　 楽天検索


おうちにいながらいろんな情報がゲットできるネットは便利ですね～♪
つくづく思います

ではでは