こんにちは。満川眼科医院です。
今回のテーマは、光干渉断層計(OCT)です。
そんなこと言われても分からないですよね
簡単にOCTを説明しますと、
眼科で扱う目のCTみたいなもので、主に、眼の中(網膜、脈絡膜、角膜、隅角、水晶体、等)の構造解析を行う機械です。
機種によって測定できる箇所が色々ありますが、だいたいこんな感じの機械です。
近年、眼科の検査機器はとてつもない進化が進んでいます。
中でも、OCTはその精度の高さから眼の構造を理解するため、診断をするためにはなくてはならない存在となっています。
さて、
OCTはカメラと似ていて、どこにピントを合わせるのか狙いをつけることによって必要な断層像を得ます。
眼は約24mmの球体であり、そのうちのわずか数mm,μmという単位を捉えるには非常に強いレンズ、細かなピント合わせが必要になってきます
その為、OCTの機種は眼の前側(前眼部)と後側(後眼部)に分かれているか、特殊なレンズを使って撮影することになります。
とは言っても、操作自体はとても簡単。後眼部のOCTの例を見てもらいましょう。
合わせて、
目の中が出てきたら、
自動で合わせて、パシャ。
技術者たちが粋を集めた作品は素晴らしいものです。基本的な操作だけならば子供でも出来ます。
もちろん難しい場面、操作もあり、
撮影したい部位、病気によって高難易度な撮影もありますが、基本的には誰でも分かりやすく取れるようになっています。
ちなみに、、、
前眼部(目の角膜や水晶体部分)のOCTはこんな感じ。
解剖図を見てみると、同じような感じですね。
また、
OCTはいろんな機種があります。最初の写真はNIDEK社のRS3000という機種です。
他にも後眼部OCTは、
Carl Zeiss社のCirrus HD OCT
Topcon社の DR OCT-1
などがあり、
前眼部OCTは、
Tomey社のCASIA2
ハイデルベルグ社のアンテリオン
などを挙げてみましたが、他にもいっぱいあります。。。
満川眼科医院には、NIDEK社のRS3000が入っています。
次はRS3000の説明をしていきたいと思います。
目の検診は、平塚市満川眼科医院へ。
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