第三回『小太郎の左腕』
結構日が空いてしまいました。
こんな、更新回数が残念なブログでも見てくれる人がいるんですね。
そして今回ご紹介するのは『小太郎の左腕』です。
タイトルと帯のイメージでは、小太郎の右腕的な意味の人の話な のかなぁ、と思っていたんですが全然違いました。
一応歴史物ですが、歴史物にしては時代背景は薄め。そして厚さも薄めでした。
登場人物も少ないですし、非常に読みやすいと思いました。まぁ、歴史物なので漢字とかは難しいですが。
さらっとあらすじを。
田舎で猟師の祖父と暮らす小太郎は猟師の村でも、一番銃を使えず阿呆。
しかし、ある時村で行われた銃の大会に出場することによって小太郎の運命は大きく変わることになる。――
といった感じでしょうか?
小太郎は右で銃を扱っていたので人より下手だったわけです。しかし、左を使わせなかったのは理由があります。祖父、というか出生に関することなんですが、それは是非本を読んで確かめてみてください。
あと、この本すごく中途半端な感じで終わるので、続編を出してほしいなぁー、なんて思ってます。
次回はどうしましょう。
頑張って時間かけて読んだメタルギアのノベライズを紹介するか今読んでいる短編集にするか…。
では、また次回!
第二回『それでも花は咲いていく』
お久しぶりです。
今回ご紹介する本は前田健の『それでも花は咲いていく』という本です。
著者である前田健さんは、芸人さんです。ちょっと昔に流行りましたよね。
この本は人からいわゆる“変態”と呼ばれる人達の孤独を描いた短編集となっています。
内容はとても興味深かったです。ちゃんとした文学作品となっていました。
私も趣味、というかオタク、いわゆる腐女子というやつで小説も書くんですよ。
だけど短編を書くのが意外と難しいです。
話を分かりやすく、説明ばかりだと長くなるのでどこを削るかっていうのは本当にセンスの問題だと思うんですよ。
だから前田健さんにはとても才能を感じました。
私、変態臭い小説が好きなんです。
凄く現実離れしているというか周りにいない人間じゃないですか。だから興味があるし理解したい。と、そう思いながら本を読んでます。
この本はそれぜれのお話に悲痛な叫びを感じました。それって書き手の思いなのかもしれませんね。
同姓愛者、マザーコンプレックス、ロリータコンプレックス、セックス依存症……。いろんな愛の形があって、それは間違いではないはずなのに肯定されることはない。
それをわかっていながらも人を愛してしまう、そんな主人公達のお話を是非読んでみて下さい。
もうすぐで今読んでいる本が読み終わるので次の更新は近いかな……?
多分次は森博嗣の『工学部・水柿助教授の日常』という本になると思います。
では、おやすみなさい。
第一回『植物図鑑』
記念すべき第一回は大好きな有川浩先生の『植物図鑑』です。
実は昨日読みました。
良い感じに有川さんの持ち味である、しつこすぎないバカップル感が出ててとても楽しく読めました。
ただ、女の子が行き倒れている男の子を拾うっていう始まり方はありきたりだとは思うのですが、そこからの展開が楽しいです。
道草料理も次はどんな料理が出てくるんだろうってわくわくしました。
私にもさやかのように樹くんみたいな家事機能搭載型わんこ来てくれないかな(笑)
イライラするようなヒロイン像ではなくて、ある意味でとても男らしいヒロインであるさやか。私はとっても好きになりました。
最終章で樹くんがお家を出ていってからが好きですね。
つい樹くんとの思い出をなぞってしまう自分が嫌だと思ったり、でも諦めることが出来なくて開き直ってしまうとことか、愛しくなってしまう女の子だと思いました。
有川さんの書く恋愛小説のヒロイン像はみんな強くて物怖じしない性格が多い気がします。
そういう女の子に私はとっても憧れを持ちます。
もちろん、ヒーロー達にもなんだか共通する点が多い気がします。
自分弱いところを素直に認めれる素敵な男性が多いですよね。
私はあまり恋愛小説を読まないのですが有川さんの本は別格で好きです。
初めて読んだのは『図書館戦争』シリーズですが、あれも楽しいですよね。
今回の植物図鑑はメインカップルが同じ歳というお話でしたが、有川さんは歳上の男性との恋愛小説が多いので、歳上なのかな?と最初の方は思っていたので、少しめずらしいなぁ、と思いました。
有川さんの小説を良く読む方なら、あぁ、有川浩っぽいな、と思うだろうし、読んだこと無い方なら、これが有川浩かぁ、と思える作品だと思います。
最近有川さんはあまり恋愛メインの小説は書いてないんですかねぇ?
一番新しいものは『キケン!』ですよね?
その前がフリーターですか?
とにかく『キケン!』が早く読みたい!
あと有川さんの本で読んでないのは『ラブコメ今昔』、『クジラの彼』と新刊ですかね?
はやく順番が回ってきて欲しいものです。
浩幸
