29日の米市場はまちまちの値動き。マイクロソフトが決算発表後下落が重しに。
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おはようございます。
1月29日の米市場はまちまちの値動き。
ダウ平均は前日比55ドル96セント高の4万9071ドル56セントと小幅に続伸。
前日までにS&P500種株価指数が節目の7000を超える場面があったこともあり、投資家の間では「一度利益を確定したい」という心理が根強く、相場の上値を抑える要因となりました。
この日のダウ平均を下支えしたのは、決算内容が市場予想を上回った銘柄群でした。とりわけIBMは、前日夕に発表した2025年10-12月期決算で売上高・利益ともに市場予想を上回り、株価が上昇しました。
加えて、同日に決算を発表したハネウェル・インターナショナルやキャタピラーも堅調に推移し、景気敏感株への買いが指数を押し上げる形となりました。
原油価格の上昇を背景にエネルギー株も物色され、シェブロンが上昇した点もダウの下支え要因です。
一方で、相場全体の重荷となったのがハイテク・ソフトウエア関連株でした。前日夕に決算を発表したマイクロソフトは、売上高や利益自体は市場予想を上回ったものの、成長の柱であるクラウドサービス「Azure」の成長率が市場の期待に届かなかったこと、さらにAI関連投資に伴う設備投資負担が意識されたことで、株価は一時10%近く下落しました。マイクロソフトショック…?市場では、生成AIの急速な普及が一部業務ソフトの価格競争や収益モデルに逆風となるのではないか、という構造的な懸念が改めて意識されたとの見方が出ています。
その影響などからハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は7営業日ぶりに反落。
IBMやメタ・プラットフォームズのように「予想を明確に上回り、成長の持続性が確認できた企業」は大きく買われる一方で、マイクロソフトのように「好決算でも先行きに不安が残る企業」は大きく売られるなど、銘柄間の明暗がはっきり分かれています。指数が高値圏にあるからこそ、投資家は数字の中身と将来見通しをより厳しく見極めている段階に入ったと言えそうです。



